*最初にフォントの説明:すべて0は数字のゼロです。


■本文開始:植木算・カレンダー算から対数まで。受験生が頭を悩ませる問題ね。



1月6日から31日までは何日?

という話から始めます。この説明ではいろいろ考えた。1月6日から31日までは、31-6ではない。だって2日から3日までは2日あるから3-2なの?

「でも!先生!2日の正午から3日の正午までは24時間「一日分」しかたっていません!」

私の教え方:
「要するに過ぎ去った日々を取り去ればいいんです。1.2.3.4.5は過ぎてしまったんです。だから、残りは
全体の31から過ぎ去ってしまった5を引いたら出ます!


この教え方でなぜかみんな納得。たぶん昨日は過ぎ去ったと認識しているからであろう。後は7で割ったパターンを教え込ませるだけ。 


そうやってカレンダー算は担当生徒には満点を取らせていた。

「今日が1月6日の当日なら今はまだ終わっていません!今という時間は過ぎ去っていません。過ぎ去ってから初めてわかるのです。終わったということが分かるのは7日です。」というが、そんなことを考えていたら。絶対に中学受験に通りません!

■次に植木算の話をします。植木が5本なら間は4つ。だから、数列の公式も(N-1)だらけになります。でも池の周りに植木が5本なら間は5つとなるっていう受験指導をしていますよね。
それでしたら。植木が横に5本並んでいても、一番左の植木と一番右の植木の間には無限の隔たりを持つ間があるのでは。





■「常用対数と桁数」
よくある「紙を64回折ったら。。。」という話。常用対数をとってみよう。よく間違えること。

10の2乗は100なので3桁ですね。LOG100=2だからといっても2桁じゃないですね。だから不等号に等号を入れてはいけない、ややこしいことを習いますね。

■結構身近な話もします。10年有効のパスポートを7月1日に取得したら、10年後の7月1日当日には有効かしら?それとも7月1日に失効するって前の日までは有効なの?
気を付けないと不法滞在になりますよ。1月1日生まれなら、成人になるのは20歳の誕生日の前日かしら。12月31日に酒を飲んでもよいの・・・18歳選挙権は・・・

あー。うっとをしい。ここで休憩です。とりあえず温泉にでも入ってそれからもう一度考えてください。





■学校行事について

高校生が、卒業して次の日、大学に入ったとたん、一日も講義を受けていなくても大学一年生。大学0年生というのはだめなのかしら?




■「ホテルの予約」
これに初めて気が付いたのは、海外で文化によってホテルの予約の時に数え方が変わるということ。

2日午後3時にINで 4日朝10時にOUTなら、2日の午前と4日の午後は別の人が寝ている.


完全に部屋に24時間いられるのは1日だけですね.


だから2泊1日ですねと言われた😭


■思考実験です


いろいろな数学の先生に質問してきました。
上の写真で山と谷はいくつありますか。
下の写真ではどうですか?

*種明かしは最下段にスクロール



■「桁数と常用対数」

先の話に戻るねえ。10の0乗を1と定義した以上ね。あれれ、一の位は、ゼロ乗の位。十の位は壱乗、百の位は十の弐乗ですよね。十進法が発明されたのはゼロの発見より前なのですね。

■「総論」

そう認識すれば、恐ろしいことに気が付いた。もしかして、もしかして、もしかして100は3桁の数と思い込んでいるのは、もしかして、もしかして、もしかして、人間の勝手な思い込みなのかしら。人類が0を発見したのが遅かったのじゃないかな?小学生がカレンダー算を苦手にしてるのはローマ数字にゼロがないから、ドラクエ0って表記できないのよね。

■「暴論」
そこで、数列の初項を0項として、公式を作り直して、入試問題を解いてみたら、まったく困らない。フィボナッチ数列の一般項(ビネの公式)も楽に出てきます。


階差数列もすっきりした。あの受験生の嫌がる(N-1)が消えた。植木算も最初を⓪本目としてみた。

微分方程式も0階から、はじめた。あれっ?無矛盾じゃないの?
   



話が長くてすいません。とりあえずラーメンでも食べ続きをお読みください。





■さらなる暴論

指を折って数える数を自然数と定義するのであれば、「指を折って数える前には手を広げないといけないですから、指を折って数える数の最初はゼロではないですか?」

もしかして、もしかして、もしかしてもしかして、もしかして、もしかして、人類自体が大きな認識の勘違いをしてきたのかもしれない。

マンションの一階はゼロ階。カレンダーは0月0日から始める、大学生は1年たつまでは⓪年生? だって、空手・柔道でも初めてから1年ですっていえば、一年以上たっていなければ認められない。

あー。うっとをしい

■カレンダー算を指導する教師の方へ:苦手な生徒を全否定してはいけない。数学の問題ではなく認識の問題です。
・0からカウントするもの:ゼロ歳児保育・市外局番・スマホのデーター使用料などと1からカウントするものがあり暦法はゼロの発見よりも古かった。



■終わりの話

ここで、やめる。昔の思い出。

非常に優秀な中学受験生。理科が突出してできる。理科だけなら灘中学トップ合格レベル。無茶苦茶な天才児。塾に遅刻してきたから何してたのと聞くと。学校にオジギソウがあって、でも、つつけば永久にお辞儀をするかと思えばそうでないの。どうも条件があるらしいの、特に連続してつついてお辞儀をする時間を調べてたの。リフラクトリー・ピリオド(一回目の反応が次の反応を抑制する期間のこと)に小学3年生で気づくのですね。


でも算数の計算問題を時々白紙解答にする。調べてみると、答えが〇(←零)なら白紙答案にしている!(←「だれか。早く気づいてやれよって!)。
「だって、ないものは答案用紙にかけないじゃないですか?」


正しい!そろばんは無によって0を表す。

保護者に言った。

「頭が良すぎて中学受験に向いていません」
■思い出したことです
これはノーベル賞を受賞された小柴東大名誉教授の東大生への試験お聞きしている。「もし摩擦という物理現象がなかったらどうなるのか?そのことを前提に解答せよ」

模範解答(←物理学に模範解答はありません)白紙答案だそうだ。摩擦がなければ、答案用紙に記入できないから・・・
*この問題については人間は朝起きたときに、今日は死なないと思っているからだと思います。明日も生きていると思い込んでいるからだと思います。今日を前提に明日を2日目と勘違いしているのでしょう。魂の不滅を信じていたエジプト人からギリシャローマ人が悪い!2000年以上0なしで数学をやってた人類が悪い、ムキー






*種明かしです。写真は上下をひっくり返しただけです。でも上下を変えたら山の数が谷の数に一致しない答ばかりなの。