ある小学校にこういう張り紙がありました。


1 自分の頭で考え、行動することの大切さ

2 その隣に、このクラスは給食を全員遺さなかったので表彰します。


この2つが並んで貼られているのをみて、大変な違和感をもちました。

そもそも、張り紙1と2の内容は、本来相矛盾することだからです。


たまたま同じクラスにいる同級生が給食を残したことと、が給食を「完食」したこととが、どう関係があるのかと言われて、納得のいく答えがあるのでしょうか?


そもそも日本の教育は、自分の頭で考えないことを前提としている。

もっとも、自分の頭で考え自ら行動されたら、日本の民主主義は崩壊してしまうでしょう。


大げさなようですが、一例をあげます。


昨今、憲法違反ということが一部の方からさかんに言われているようですが、憲法には私(わたくし=私学)教育においては、公金で賄わないことが規定されています。


日本国憲法

第八十九条  公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。


たとえば、私立学校でディベート大会をしようというとき、私立学校に対する公金支出は憲法八十九条違反ではないかというテーマを取り上げましょうということを言える私立の中高生が、日本に何人いるでしょうか。


また、私立学校では、例えばキリスト教系の学校では礼拝をしていますし、聖書に基づいたキリスト教教育をしているとはっきり書いています。


これは憲法違反ではないのかということを生徒が言い始めたら、どうなるのでしょうか。


仏教系の大学である大谷大学では、入学式の時に「お経」を学長が読みます。





「お経の読み方」という特定の宗教の読み方の講座が、卒業要件になる単位として認められてさえいます。



これらについて在学生が自分の頭で考え、おかしいのではないかと主張したら、学校側はさあ、何と答えるのでしょうか?