池上彰先生は、「事実を踏まえたうえで・・・歴史を考えることが大切…」と常に言ってる。


ナチスがプロパガンダ映画として作ったのが、この「意志の勝利」である。


大谷大学大学院で民族学やユダヤ問題について研究されている教授に、先生は


「(部分的に切り取られているものではなく)ヒットラーの演説をフル・バージョンでご覧になったことがありますか?と聞いたら、一度もないとの由で、お貸ししたら、随分。イメージが変わったとの事であった」


私はいかなる意味でもナチスの犯罪を肯定するものでもない。しかし、なぜ、ドイツ国民が、結果的にナチスを受け入れたか?そして米国の富裕層が初期において、ナチスに資金援助をしたのか。


キリスト教勢力は、何故止めなかったのか?(タブー)


その中で、一級の資料の一つが「意志の勝利」である。今では著作権切れのため手に入るが、大学生の時にどうしても手に入らなかった映画である。


映画評論家も京橋(フィルム・センター)でしか見られないと嘆いていた。手元にありますからお送りしようかと行ってあげればよかった)


海外から輸入した。苦労した。アメリカ合衆国まで手紙を書きやっとシカゴで販売してるということに気づき直輸入しました。


現在では、ネットのおかげで、すぐにアクセスできる。



特に、アメリカ合衆国が。対日戦争の準備のために用意した「KNOW YOUR ENEMY JAPAN (「汝の敵日本を知れ」 や、英国で特集された大和やアメリカ合衆国での黄禍論の記録等は日本のテレビでは放送不可であろう。



そのほかにも、公民権運動の歴史などの貴重な記録が見られる。



(注:ここでの、運動=ムーブメントというのは「議会に動議を提出する」という意味である。辞書でMOVEを引いたら、書いてある。)


Japanese Relocation (Internment Camps) DVD - www.ihfhilm.com











http://ihffilm.com/


(外部リンク:お断わりNTSC リージョン0とあれば日本のDVDプレイヤーでも再生可能であろうが、保証は出来かねる)


もう一度:
私はいかなる意味でもナチスの犯罪を肯定するものでもない。


ただ、やみくもに戦争反対と叫んでも。本質を見失うだけだ。民主主義(選挙)にのっとって、民主主義を破壊した記録をみるべきである。

なおヒットラーは選挙で選ばれて独裁者になったことは事実ですが権力掌握の過程でかなり非合法なことをしています。 国会議事堂に火をつけて共産主義のせいにしたり敵対する人物を粛清しているという事実があります。 ともとミュンヘン一揆自体が非合法なテロです。