あるところで潜った時のこと。とんでもないことに、漁礁に顔を突っ込んで、一生懸命に写真を撮っているダイバーが、いた。


真っ青になって、全力スピードで泳いで、


(これって、水深を無視して「⇒水圧の変動が大きいノコギリ方の潜水になってしまう」 かけつけるから、本当はやりたくないんですが・・・・アイ・コンタクトで動く方なら、最初からする筈もないし・・・)


後ろからひっぱたたいて止めさせた。


(申し訳ないのですが、安全にかかわる重大なルール違反に関しては、お客様がびっくりするような顔で睨み付け、陸上に戻っても。他のお客様の前で、厳しい言葉で叱責するのが。インストラクターの正しい姿勢と考えています)


漁礁というのはダイバーのために設置してあるものではない。


だから、ダイバーが足を載せたり、写真撮影のために、体重をかけると、崩れる可能性もある。漁礁があることは分かっているのだから、なぜ、現地のガイドは事前に:


漁礁には、近づかないように。

漁礁の下には入らないように。

漁礁は、絶対に触らないように。



理由は漁礁は固定してあるとは限らないからです!


*漁礁が、大しけの後、位置が変わっているのは見たことがある。



後、「刺し網」って知っていますか?海の中で最も怖いもののひとつである。ナイト・ダイビングで見つけたら、すぐにダイビングを中止することにしている。


水中拘束の予防のため「ダイビング・ナイフを売りつける悪質ショップ(*)

には「本気で漁網がナイフで切れると思っているのですか?あなたは切った経験がありますか?」と聞いてみてください。


漁網がいくらすると思っているのですか?ベンツより高いですよ。漁業権から考えて、自己破産するほどの裁判を起こされますが・・・


(*)一部のダイビング・ショップには極めて、悪質なものがある。例によって、曖昧なことは言わない。こちらがインスタラクターだと知らないものだから、虚偽説明。電池交換についてダイコンの説明は嘘。


昔のことだ。ダイビング・ナイフの特売セールスをしているから、お得ですよと購買を薦められたから。


「先般の秋葉原連続殺傷事件で、この手のナイフの所持は禁じられる予定ですが、在庫一掃セールスですか」と言って身分を明かしたら・・・


ところがこのショップ。大手激安ショップとしてネットでは高評価のようだ。

元に戻って:


漁協に問い合わせればあるかないか、位置は全てわかる。




潜水ポイントの安全管理で最も重要だと思うことは、漁業権との調整です!ダイビングに行くときに、最も注視するのは漁協と、ダイビング・ショップとの信頼関係である。





ダイビングの事故は陸上で発生する