ヤフー知恵袋より:
≪海猿「BRAVE HEARTS」のとあるシーンについて質問です。
お世話様です。ダイビングでダイブマスターCカード保有者です。
映画の最後のシーンで主人公の仙崎が水深60mに沈んだ飛行機機体からバディの吉岡を救出するために、やたらとウェイトをぐるぐる巻きにしていたのが気になっています。
あんなにウェイトをつけるのはどうしてなのでしょうか?
また、水深60mにもなるとドップラー無減圧限界時間を一瞬でオーバーするのですが、これはもうすでに減圧潜水を前提としているのでしょうか?
(中略)・・・・あのシーンの描き方は非常に問題があると思っています。(海猿ファンの皆様の心境にに水をさす形になってしまい申し訳ありません)
事情に詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。
(引用終わり)》
■ドップラー無減圧限界時間を一瞬でオーバーするのですが、これはもうすでに減圧潜水を前提としているのでしょうか?とのことですが・・・
一瞬でオーバーしません!これ自体無知!滞在時間を無視している・・・メートルなら理論的には、無限圧で潜水できます。行って帰るだけですが。(注意:絶対にしないこと)
1.例えば、減圧テーブルのNDT数値を1秒でも越えたら、全員、減圧症になるのでしょうか?減圧理論は
1.個人の体調を担保するものではありません。
2.個人の体質を担保するものではありません。
あくまでも減圧テーブル・ダイコンは目安である。だから、ダイコンというのは機種によって無限圧の残りの時間が異なる。
水圧だって海上の波やうねりが1メートルあれば、変わってくる。そもそも地上だって低気圧とか高気圧とかあるわけで、水深…メートルなら…気圧とは決められるわけがありません。
理由:元の減圧理論が確立されていないから:
さらなる理由:人体実験はできないからです。
3,無減圧内でも減圧症になる危険性はあります。もっと言えば、スキン・ダイビングでも減圧症には注意するべきです。
意味不明!ドップラー無減圧限界時間などという言葉はありません!ドップラー検査機のマイクロバブル理論は、確立されていません。
映画ではあるが、、海猿で助けに行くときに「ウエイトを二重に重ねる」場面がある。ヤフーではとんでもない解答が寄せられている。映画とはいえ状況によっては100%正しい。質量を増やすためである。
質量と重量は違う。ダイビング・ショップで、水中綱引き大会というのがあって、参加せよと言われたから、簡単に勝つ方法を知っていた。とんでもなくオーバー・ウエイトにしておいた。
どんなに引っ張られても動く筈がない。水中で、ロープを引っ張ればどんなに力持ちでも、足場がなければ、自分の方が動いてしまうからだ。
水中で、障害物を動かすには、こちらの質量を増やさないと。引っ張れない。
何よりも、ダイブマスターなら、プロ・メンバーである。所属する認定団体に質問すれば良いことであり、医師が、医療上の質問をヤフーの知恵袋で質問するほど不自然な話しである。本当にプロ・メンバーなら、teaching status を書くべき。
という以上:こちらも書きます。TUSC2119.