岡山に、オランダ通りというのがある。
仕掛けたのは、古市さんである。
ただシーボルトはドイツ人であるから、個人的には、ドイチェ・シュトラーセに改名してほしい。オランダおいねは日本最初の女医と言われる。
老母の意見では、日本最初の女医は、光明皇后に決まっているという。
もちろん、時代が違うから、医師の定義が違う。現在のような高度な外科手術ができるはずもない。
ただ、おそらくハンセン病患者(国立療養所邑久光明園の光明は光明皇后に由来する)も含み、病人に休むところを与え。薬(現在の薬ではなく薬草の鎮痛剤のようなものであろう)体を清潔に拭いたり、きれいな水を飲ませたり、夏に涼しい場所で休ませたりといったところであろうが、病に苦しむ人にはいかほどの救済であったであろうか。それがましてや皇后さまであるというのは、海外に例を見ない。
現在のような、外科的治療や、高度な薬品がある筈がないから、医師を呪術に寄らず「病に苦しむ人を癒し、平安な気持ちを与える方」と定義するのであれば「世界最初の女医」ともいえるであろう。
尚、このことで岡山県教委に間接的に意見を申し上げたことがある、ハンセン病の差別をなくそうというパンフレットに、昔は仏教の悪口(はぁ・・?)を言った罰と仏典に書いてあって差別を助長した(天啓病)との記載があったからである。
まず、県立図書館で、パネル展示にあったから。どこの仏典に書いてあるのですか?と聞いたら答えられないから、掲示板を下げるべきだといった。
そのことを天満屋の地下街で広報されている方にちょっといった。
一年後通りかかったら。覚えてくれていて、じっくり話し合った。
「差別は無知から生まれる」というのが信条だから、仏典に書いてあるというあいまいな表現は良くない。といったら昨年の意見は県教委に伝えてある。県教委が次回からのパンフレットは書き換えるとの事であった。
