塾で困るのは、学期と月のずれである。
月謝制とすると大の月・小の月の問題が生じて、「今月は回数が少ないから授業料をまけろ」ということになる。(今月は5回あるから多く払いますという保護者はいない)
これは、外科医に手術は2時間と聞いてたのに、1時間で終わったから半額にせよというようなものである。
授業料が高いという塾へのクレームは100%。
保護者の夫婦間のストレスである。
日吉ゼミの松本会長は、塾へのクレームは全て転嫁型と言い切った。(この意味は、どんなに非礼な親でも。自分の子供が通っている高校の校長に、授業料が高い!まけろとは言えないから、言いやすい塾に言ってしまう。。。)
☆学習塾や料理教室、英会話教室は税金を払って運営しています。学校は税金で補助されて運営されています。
父親が「俺は塾など行かなくても…大学に入った。なんでオレの子供を塾に通わせて高い金を払わないといけないんだ?」
と言い。
妻に子育ての結果の責任を丸投げする。
夫婦間の経済問題を話しあって決められないから、父親が母親に文句を言う。母親は父親に反論できないから塾に切れる。
父親が面談に来る家庭は「授業料が高い」と絶対に言わない。
塾の送り迎えが、大変だという家庭は父親が迎えに来ない。
こんなことは塾のプロだから、設立前から対策を考えている。
契約書にすべて書いてあるのだが、UBQの会則が弁護士の相談のもとに作られていたということは誰も知らないでしょう。
月謝制というと。今月は回数が少ないから…というクレームがくる。だから、最初にUBQを設立した時には4月分は一期分と表示して、その都度お手紙も差し上げた。4月分とか、月謝といういう言葉は一切使っていない。
年内は会則に従い・・・・までです。何度もご説明した。それでも、間違えて来る方や年末はいつまでですか?との電話がくる。ここまでで、経営というのは全て経営者の責任であるという事が分からない方がほとんどであろう。
そこで、年末の最後に授業には、「蛍の光」を流すことにした。今年も最後ですなぁーとか。来年もよろしくなぁ。これをすると年末年始に間違って教室に来る生徒は1人もいなくなった。私は馬鹿だが、弁護士よりは如才はある。