都立高入試採点ミス2211件 18人が不合格扱い
今年2月の東京都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題で、都教育委員会は3日、過去2年分の答案を再調査した結果、2211件の採点ミスが見つかり、本来は合格していたのに不合格となった受験生が計16校で18人に上ったと発表した。都教委は18人が希望した場合は入学を認め、すでに私立高に入学している場合は入学金などを補償する(*)方針。
都教委によると、採点ミスは今年行った入試で146校1139件、昨年は答案を廃棄済みの学校を除く109校1072件が発覚した。聞き取り調査の結果、原因について、学校側からは「採点が受験生の人生に影響するとの認識が希薄」「入試から発表までの期間が3日間しかない」などの回答があったという。
都教委は外部有識者らで構成する調査・改善委員会で、原因究明や再発防止策を検討。8月下旬までに最終報告をまとめる予定。過去2年間の全合格者の答案についても点検し、結果を公表するという。
都教委は「多大なご心労をおかけした18人と保護者をはじめ、全ての受験生、私立学校など関係の皆さんに心からおわびを申し上げます」と謝罪した。(産経より; 太字、引用符は引用者による:引用終わり)
(*)世の中に税金でした仕事のミスを税金で賠償することほど税金の無駄使
い・理不尽なことはない。「146校1139件、昨年は答案を廃棄済みの学校を除く109校1072件が発覚した」というのなら「きわめて恒常的に行われていたミス」であり「氷山の一角」というべきである。また、単純計算でも1/3の学校が答案用紙を破棄していたのでしょうか?
よーく、自分が高校生でやむをえなくすべりどめの高校に進学したという気持ちになってお考えくださいね!
■今更。君は本当は●●高校に合格していました。採点ミスで、☓☓高校に行ったけれども今から転校しますか?授業料の差額を払いますが・・というほど人間を侮辱する行為はない。
再発防止策に識者とか大学教授を集めて何とか委員会を税金でつくる必要もない。
答案用紙を返却すれば済むこと。
大手予備校の模試は数千円で資料なり,講評なり、細かい添削までしたり、アドバイスまで書き込んだ答案を全部返却するではないか!
トラブルを避けるためなら回収した時点で、全答案を立会いのもと、スキャンニングすればよい、
今は機械で簡単にできるはずだ、
それに、何より都立高校だけの特殊現象なのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(産経新聞より)
採点ミス教育長・校長ら532人「大量処分」の異常…知事も憤慨した岡山県教委と教師たちの“怠慢ぶり”
岡山県で2月に行われた公立高入試で採点ミスが多数見つかり、県教委などは3月末、県教育長をはじめ各校長や採点を担当した教員ら計532人の大量処分を行った。ミスは38校の受験生400人分の答案の計419カ所に上り、「合否には影響なかった」というが、入試がらみでは同県教委始まって以来の大量処分となった。また県教委が原因究明を本格化させる前に処分だけを先行させ、しかも定期人事異動の発表当日に公表したことにも批判が出ている。前代未聞の不祥事の裏には何があったのか(引用終わり)
もう一度、
■再発防止策に識者とか大学教授を集めて何とか委員会を税金でつくる必要もない。答案用紙を返却すれば済むこと。こんなことを税金で有識者に議論させること自体税金の無駄使い!
