良くある整数問題ですが、これを数列の一般項と考えましょう。

 

どの塾や学校でも、隣接3項間の漸化式から、一般項を求める問題は

習いますよね。

 


 

では、逆が出来ますか?

 

 

 


 

 

第一項、第二項は7の倍数です。


 

 

次に規則性を調べれば機械的に解けるので、その方法を紹介しましょう。

 

 

 

 

 



 

 数列の漸化式 の 合同式を取って規則性を見つける方法は下の YouTube で 解説しています。 



数列に合同式を取ります。

例えば7で割った余りは 割り切れないものとすると1から6までしかありません。


従って隣接三項間の漸化式ならば 必ず規則性があるということが証明されます。


証明は鳩ノ巣原理でできます。

したがって例えばフィボナッチ数列を ある自然数で割ったときの余りは必ず規則性を持つわけです。