何度も述べているように、海外では現地の文化や習慣に従うのが当然である。
ヨーロッパで風呂がぬるいとか。ビールが冷えていないと文句を言うのは、伊勢神宮の中で、ワインが売っていないのかとか、銀座の寿司屋でテキーラが置いていないとか、バーボンを出せとか、
モルジブでビールが飲みたいというくらい恥ずかしいことだ。
だから和食と和のもてなしの違いに感銘を受けて、また、一つ勉強になったという話だ。
ミシュランの京都版が出るときに、京都では料理だけではなく、店のしつらい・女将の気配り・調度品を含めてのもてなしであるので。そこを理解できない恐れのある海外発のガイドブックに反対された方もいるようである。
日本人客のために努力をされたことに敬意を表さなければならない。
蕎麦風ヌードルなのも理解します。
(蕎麦アレルギーの人のため、本蕎麦が出てくることはなく、たいていは蕎麦のようなそうめん。ということも知っています。)
蕎麦にチョコーレートのデザートも感謝します。もともとヨーロッパ原産でもないのにヨーロッパのブランドを付ければ日本人が大喜びするのもご配慮の賜物でしょう。
蕎麦にかにかまぼこ(surimiといって結構、ヨーロッパでは人気がある)とパンとバターの組み合わせも異論はございません。
わさびが合成わさびなのも文句は言いません。
アラビア半島で本わさびをだせなどというつもりもありません。
ただただ、文化の違いです。
蕎麦をスプーンとフォークで頂いたのは初めてでございました。


