世界地図は発行されている国や地域で異なることを学校で教えないから、海外でお土産に世界地図を買っていると、
同行客が、「なんで、地図を買うの?どこで買っても同じじゃない?」と訝しがる。世の中はそんな単純なものではない。
日本で発行されている地図は国ごとに見開きになっているので、随分と北京から離れた辺境の地で少数民族や少数派のイスラームとの宗教対立が起こっているように錯覚してしまう。
ところが、この辺りには漢字の表記は後から無理やり音写されたものであることが分かる。もっとも漢字文化圏以外の国の地図では分からないことになるが・・
国境というのは政治的に作られたものであるから、この地域を取り出してみると、周りは「…タン」という国ばかりである(インドはヒンダスタン)。
してみると、中国中心に見開きで載っている地図に騙されてはいけないのであって、
中国の少数民族ではなく、もともと、この辺りは(元)遊牧民族のイスラームの国ばかりで圧倒的多数派である。もともと共産主義より前からイスラーム地域であったことは自明である。
日本の教科書では国境未確定の問題は政治的な配慮から取り上げないが、日本は島国のため、領土問題が極めて少ない国である。
世界の中には、国境が未確定とか、領土問題というのは山ほどある。特に中国と接している国はたいてい、領土問題がある。
このことを学校で教えないから、尖閣問題でいまにも戦争が始まるようにマスコミに踊らされる人が出てくる
こういう際に、関係国の主張を、平等にとりあげれば問題なく公平だと思うのは世界の常識・日本の非常識です。
小学生の学級集会が諸悪の根源。関係国のすべてから異議をとなえられる。




