この前、神戸のステーキレストランでとんでもない光景を見た。結構な高級ステーキ店である。ただし、ランチ・タイムはまずまずのお値段なので神戸の友人と奮発して行ってみた。
隣でブランド物を付けた、おしゃれな30前後のカップルがカウンター席に座って、すぐに、それから2人ともずっとスマホを出していじっている。
目の前で料理人がステーキを焼いているのに、会話もなく無視。
(料理人は、お客様の顔かげんを見て、焼き方や、たれや出すタイミングを考えています。岡山の有名店でステーキを食べて。ひと月後に行った、よろしければと言って…塩が出てくた。前回、ほとんどソースを付けずに食べていたのを見て覚えていたのですね)
料理人のプライドの高さを知らないのか・・・
見ていると怒り心頭に発している。肉をかえたうえで。バターで焼き始めた。
出るときに、勘定(お愛想など絶対言ってはいけません。)のときに、信じられませんねと、ささやくと、最近はあんなお客様ばかりです・・
ここからは想像。
こういう客に限って、すぐにネットで上で、食べなんとかに、さもグルメ気取りで投稿して、また鵜呑みにする馬鹿が出てくる。
ある寿司屋の食べ何とかのサイトの写真を見ると、全ての寿司が同じ方向を向いている。どう考えても店の協力のもとにプロのカメラマンでなければ撮れない写真が載っている。
こうして、馬鹿の連鎖が始まる。
そうして、まっとうな料理人のお店が無くなっていく。