以下は私がヨーロッパのホテルで聞いた話であって歴史学者ではありませんので、本当かどうかについては、責任が持てない。
一般にヨーロッパではシングル・ベットでも枕が2つある。一つは抱き枕であって半身の姿勢で寝れば就寝時に襲われても反撃できるためだということを聞いた。
さて、それでもベットの足のところにある帯のようなものの意味が分からなかった。
全身を覆うには短すぎる。
そこでホテルで聞いてみたら、声も出なかった。
靴を脱がないで寝る人の靴置きカバー!
確かに歴史書を読んでみると、寝ているところを襲われたが剣で反撃して敵を切り倒したという記述は見られる。
もともと、就寝時は靴を脱がないで、抱き枕で半身の姿勢で、剣を手に届くところにおいて寝るのが普通だったようである。
シーツがおりこんであるのもこれは敷布団だそうだ、服を着たままこの上に寝るのである。だから、部屋を探せば毛布や掛け布団がどこかにおいてある。
現在では状況が違うであろうがその「名残」として今でもあるそうだ。
(注)以上はたまたまあるホテルのマネージャーに聞いた話であって、学術的に保証されたものではない。事実かどうかは老後の楽しみにとってある、

