パック旅行の一番の困った点というのは、日本の文化をそのまま持ち込みますから、どの添乗員さんも、まずお客様の文化的な誤りを注意することはないわけです。
ここでは2つ上げてみましょう。
一つは、ヨーロッパで温泉と言えば、これは医療施設のことを指します
(もちろん、日本にも、岡山大学附属病院三朝医療センターのような、温泉を利用した医療施設はあります)。
とはいえ一般の日本人のイメージでは、温泉と言えば、何か遊びに行く、みんなで行って宴会をする娯楽施設のようなものと思われている方も多いかと思われます。今度、温泉に行ってきますといえばお大事にと言われることはないでしょう。
しかしヨーロッパでの温泉では、病院に準ずる医療施設という位置づけですから、館内で騒いでいたり、大きな声で話したりすることは厳に慎むべきことです。
私の基準としては、やはり同じ日本人が大きな声でしゃべっていると、失礼ではありますが、今の事情を説明して、大きな声を出されないようにご注意申し上げることにしています。
二つめは、裸足で歩くというのは、ヨーロッパの人は非常に嫌がる傾向があります。もともとあまり靴を脱がない文化である、もう一つは足の感染(特に水虫)を非常に嫌うからです。
ですから、暑いからと言って靴下を脱いで公共の場に出ることは、あまり好ましくないと思われます。
例えば、グアムのリゾート地で、ヨーロッパの人がプールサイドを歩いているのを見ると、たいていの人はサンダルを履いて歩いています。
クアハウスのクアとは英語ではCURE.ただしクアハウスはカジノを意味する場合もある。