さて、上の写真は、もちろん飛行機に乗られたことのある方は、どなたも見たことがあるはずです。
もちろんこれは荷物入れですね。
ではこれを、英語で何というのかということを知っていらっしゃる方が、果たして海外旅行を経験した人で、何人いらっしゃるでしょうか?
もちろん、パックツアーであれば、わからなければ日本語のわかる添乗員に言えば、何とかなるでしょう。ところが、一人で旅行していれば、いやおうなしにこれを何というかは覚えるわけです。
これは何かというと、「overhead bins」と言います。
この言葉を知らないと、例えばCAから
「荷物はoverhead binsに入れてください。足元にはおかないでください」
と言われた時などに困ります。
なお、補足説明すると、一つだけなら単数形ですから「overhead bin」と言いますが、単体で飛行機内に存在するような性質のものではありませんから、全体を指す総称として、複数形になるわけです。
パックツアーというのは大変便利が良いもので、ほとんどの場合日本人の添乗員やガイド(日本人がガイドをすることが一般に禁止されている国は多い)、また、日本出発でヨーロッパに行き、日本に帰ってくる便に乗れば、日本語の話せるCAは必ず乗っています。
ところが、ドイツからルーマニアに行くとか、ギリシアに行くような場合には、日本語の機内アナウンスはまったくありませんし、一人で行っておれば、いやおうなしに英語を勉強しなければならない。その分、知識がつくということにはなりましょう。
