1.切符(チケット)の入手方法について
バイロイト音楽祭は切符(チケット)の入手がきわめて困難な音楽祭として知られています。多くのガイドブックには切符(チケット)は10年以上年待たされるとかいてあります。ところが本当に一生に一度はバイロイト音楽祭に詣でたいと願っている人にとっては、実は切符(チケット)の入手はある意味では簡単なのです。10年以上かかるという事は10年以上、毎年申し込めばいつかは、割り当てられるということです。何年も続けて申し込まれると送られてくる申し込み用紙に書かれている記号が変わってくることに気づかれると思います。これがあなたが過去に申し込んだ記録なのです。R.ワグナーに対する忠誠心の記録なのです。つまり、あなたが一生に一度はバイロイトに行ってみたいと特にお望みでしたら、あなたの願いはきっとかなえられるでしょう。10年間以上、毎年申し込んでください。そこまでして・・と思われる方には無縁の地です。住所変更の場合は届けも出しましょう。この意味では切符(チケット)の入手は容易に可能なのです。
そのかわり、切符(チケット)が割り当てられればどんな困難を払ってもいくという覚悟が必要ですが・・・・
もし、あなたがドイツの出張のついでに、バイロイト音楽祭に行きたい・・・そういう方には切符(チケット)の入手はきわめて困難です。
要するにバイロイト音楽祭はついでや、物見遊山で行くところではないのです。
また、バイロイト音楽祭当局は違法な切符(チケット)の売買にとても厳しいところです。当日券を買う際はパスポート等が必要です。劇場の入り口にコピー機が置いてあって入場者の身分証明書をチェックしたうえでコピーしている年もありました。
切符(チケット)には一次入手者の氏名・住所が記載されています。
これらの理由は《リヒャルトの意志によるものだ》と関係者の返事でした。
彼の地ではいまだに、はるかな思いをこめて
リヒャルトが・・・
というのですね。
2、大切なご注意
日本の一部の旅行会社が違法に入手した切符(チケット)を斡旋したり、違法な切符(チケット)にもとづくツアーを実施しているという事実があります。これらのツアーに、たとえ知らなくても参加されますと、大変なトラブルになりかねませんのでご注意下さい。もちろん、すべてのツアーや斡旋が違法なわけではありません。たとえば日本ワグナー協会では協会員のために完全に合法な切符(チケット)を入手しています。(2012年6月更新:この部分は情報が古くなりました) これは同協会の長年にわたる芸術振興や日独親善に対する功績や歴代の役員の方々のご尽力によるものです。
個々の例については、お問い合わせを頂いてもお答えしかねますが、バイロイト音楽祭へのツアーに参加される場合はくれぐれもご注意ください。参加される場合にはバイロイト音楽祭事務局へ直接、合法なツアーかどうか問い合わせることを強くお勧めします。英語でかまいません。
過去において日本人が違法な切符(チケット)にもとづくツアーに参加され、現地で拘束されたこともあります。
また、このような企画を発見された場合は当HP管理者にご連絡ください。私より事前に音楽祭事務局に報告致します。
3、なぜ私は毎年切符(チケット)が入手できるのかについて説明します
数十年近くGFBの会員であり、恐らく日本人ではもっとも古くからのメンバーであることもさることながら、まだ当時は切符には名前・住所が入っていなかったときのことです。2枚入手できた年のことです。
1枚が余りました.. *GFBについては新橋の名店今朝 さんのブログをご参考下さい。
これを正直に事務局へ払い戻しに行きました。。そして拙いドイツ語で
《この切符をブラックマーケットに流せば今夜、きわめて豪華な夕食にありつけることを知っている。しかし。なによりも私はワグナーの芸術を愛し、リヒャルト自身がこの劇場はフォルクスのためだと言っている。だから手数料を払ってでもお返ししたい》
と一席ぶったのです。当時そんな人は珍しかったようで、それはそれは奇特な日本人が現れたというので随分、話題になったようで、ヴォルフガング氏に直ちに連絡が行きました。
この話の後半を何故知っているかということについて、次にご説明します。
その後、劇場に入ると私の譲った席に有名な日本人ニュース・キャスターが座っていました。
私の顔をみるなり、ああ、あなたでしたか、実は先ほどヴォルフガング氏にインタビューをしていたところ、電話が掛かってきて、電話をきった後、氏がいわれるには、なんとまあ正直に余った切符を返した日本人が、あらわれたよ、日本人もたいしたもんだ。ついては,その切符で、これから鑑賞していかないか?といわれたそうです。
リヒャルトの血脈をひくヴォルフガング氏が統御されている特別な音楽祭なのです。
氏も高齢ですので今はあまりお見かけしませんが、数十年前は,氏が劇場の前で
ここに並んではいけない。
とか注意していました。(2010年に逝去されました。)
やはり、バイロイトというところは特別な聖地であるといく度ごとに感じさせられます。
4、結局バイロイト音楽祭に詣でるためには
いろいろな方が、一生に一度はバイロイト音楽祭に参加したいのですが、とおっしゃいます。
ところが、ここに切符はありますよ。いきませんか?と申しますとやはり、休みが取れないとかとの由で、ご遠慮されます。人は様々。動機も様々です。
毎年行きたい。コツコツと申し込み、実績と信頼をコツコツと積み上げることです。
信頼と実績。これがすべてです。
5、バイロイト祝祭劇場の音響について
ベートーベンが生きていて、今あるCDをきいたらフルトベングラーとカラヤンのどちらを評価するかは、楽しい空想に過ぎません。しかしながらワグナーの場合はある程度、想像ができます。祝祭劇場はリヒャルト自身が構想を立て、実際に音響を聞いたうえでパルシファルを作曲しています。
劇場の音響は透明無比です。室内楽的な音響です。なお現在の音響機器ではマーチン・ローガンのCLSがもっともワグナーの再生に適しています。
ワグナーのCDは小音量でひそやかにひそやかに再生するものです。
6、ホテルの確保について
バイロイトの切符が幸いにも正規に入手できたなら、それと同時にホテルの予約書類がおくられてきます。
本来は、切符の入手を前提にホテルを予約するシステムになっております。そうしないとホテルが収容しきれないからです。確かに数十年前はそうでありました。個人の部屋や自宅に泊めてもらうこともしばしばありました。
しかしながら、バイロイトも今では大きなホテルがいくつも建設され昔とは様子が変わってきましたので、インターネットで予約されたほうが早いようです。したがって昔ほど宿泊予約は苦労がありません。ただし、全演目の御礼拝ともなれば、同じ部屋を10日以上、おさえておくのは、今でも厳しいと思えます。予算しだいですが。。。
7.バイロイトの切符の管理の凄さについて
ある年のオランダ人の公演の前に例によって余った切符を返しに行きました。もうそのときは事務局の人とは顔なじみになっていました。2枚の切符を示して一枚を返すと申し出たならば、
ミスター・ナガヤマ。こちらの切符を返すことをアドバイスしますといって良い席のほうを指すのです。ともかくも返した後で劇場に入るとその席の前に巨体の大男が座っていました。
バイロイトの劇場内は写真撮影は厳禁です。すべての演奏が終わっても写真撮影はできません。公演が終わった後、出入口に立っている係員に注目してください。写真を撮っている人の席をチェックしているときがあります。この人には以降、切符が割り与えられることはないでしょう。
新着情報
★私がこのHPを立ち上げてから、ネットを拝見しますと
正規チケットが云々・・・・
という文言を拝見いたしますが。正規チケットなどという言葉はありません。騙されてはいけません。違法か合法かのどちらかです。違法というのはドイツ国内法にしたがい、バイロイト音楽祭事務局が切符を発行し、それにかかわる入手者との契約に違反をした切符が違法なのです。現実に某大手旅行会社が切符を改ざんしたときにはドイツ検察庁が動きましたし、上で述べました日本人が拘束された件も裁判になったと聞いております。
■■■■■バイロイトお勧めレストラン■■■■
海外に長期滞在すると恋しくなるのが日本食。海外の日本食レストランには怪しげなものが多いのですが、
バイロイトで、きわめて、まっとうな日本料理を提供するのが
MAKOTO(誠)
Hohenzollernring52 www:makoto-bt.de
tel:0921-1509600
ヨーロッパでこれだけ水準の高い日本食を頂けるのもめずらしい。
きけば、オーナーは、長年、銀座の一流料理店で修行された方との由。
てんぷら・寿司などどれをとっても一級品なのもうなずける。
(2012年6月19日 更新)バイロイト音楽祭の体制は大きく変わりつつあります。切符の販売方法も大きく変わりました。以上は現時点では古い情報も含んでおりますので、ご参考にされる場合は、ご注意ください。
最新の情報はUBQブログをご覧ください。なお、この「バイロイト音楽祭への道」はアーカイブとして残しています。
バイロイト音楽祭は切符(チケット)の入手がきわめて困難な音楽祭として知られています。多くのガイドブックには切符(チケット)は10年以上年待たされるとかいてあります。ところが本当に一生に一度はバイロイト音楽祭に詣でたいと願っている人にとっては、実は切符(チケット)の入手はある意味では簡単なのです。10年以上かかるという事は10年以上、毎年申し込めばいつかは、割り当てられるということです。何年も続けて申し込まれると送られてくる申し込み用紙に書かれている記号が変わってくることに気づかれると思います。これがあなたが過去に申し込んだ記録なのです。R.ワグナーに対する忠誠心の記録なのです。つまり、あなたが一生に一度はバイロイトに行ってみたいと特にお望みでしたら、あなたの願いはきっとかなえられるでしょう。10年間以上、毎年申し込んでください。そこまでして・・と思われる方には無縁の地です。住所変更の場合は届けも出しましょう。この意味では切符(チケット)の入手は容易に可能なのです。
そのかわり、切符(チケット)が割り当てられればどんな困難を払ってもいくという覚悟が必要ですが・・・・
もし、あなたがドイツの出張のついでに、バイロイト音楽祭に行きたい・・・そういう方には切符(チケット)の入手はきわめて困難です。
要するにバイロイト音楽祭はついでや、物見遊山で行くところではないのです。
また、バイロイト音楽祭当局は違法な切符(チケット)の売買にとても厳しいところです。当日券を買う際はパスポート等が必要です。劇場の入り口にコピー機が置いてあって入場者の身分証明書をチェックしたうえでコピーしている年もありました。
切符(チケット)には一次入手者の氏名・住所が記載されています。
これらの理由は《リヒャルトの意志によるものだ》と関係者の返事でした。
彼の地ではいまだに、はるかな思いをこめて
リヒャルトが・・・
というのですね。
2、大切なご注意
日本の一部の旅行会社が違法に入手した切符(チケット)を斡旋したり、違法な切符(チケット)にもとづくツアーを実施しているという事実があります。これらのツアーに、たとえ知らなくても参加されますと、大変なトラブルになりかねませんのでご注意下さい。もちろん、すべてのツアーや斡旋が違法なわけではありません。たとえば日本ワグナー協会では協会員のために完全に合法な切符(チケット)を入手しています。(2012年6月更新:この部分は情報が古くなりました) これは同協会の長年にわたる芸術振興や日独親善に対する功績や歴代の役員の方々のご尽力によるものです。
個々の例については、お問い合わせを頂いてもお答えしかねますが、バイロイト音楽祭へのツアーに参加される場合はくれぐれもご注意ください。参加される場合にはバイロイト音楽祭事務局へ直接、合法なツアーかどうか問い合わせることを強くお勧めします。英語でかまいません。
過去において日本人が違法な切符(チケット)にもとづくツアーに参加され、現地で拘束されたこともあります。
また、このような企画を発見された場合は当HP管理者にご連絡ください。私より事前に音楽祭事務局に報告致します。
3、なぜ私は毎年切符(チケット)が入手できるのかについて説明します
数十年近くGFBの会員であり、恐らく日本人ではもっとも古くからのメンバーであることもさることながら、まだ当時は切符には名前・住所が入っていなかったときのことです。2枚入手できた年のことです。
1枚が余りました.. *GFBについては新橋の名店今朝 さんのブログをご参考下さい。
これを正直に事務局へ払い戻しに行きました。。そして拙いドイツ語で
《この切符をブラックマーケットに流せば今夜、きわめて豪華な夕食にありつけることを知っている。しかし。なによりも私はワグナーの芸術を愛し、リヒャルト自身がこの劇場はフォルクスのためだと言っている。だから手数料を払ってでもお返ししたい》
と一席ぶったのです。当時そんな人は珍しかったようで、それはそれは奇特な日本人が現れたというので随分、話題になったようで、ヴォルフガング氏に直ちに連絡が行きました。
この話の後半を何故知っているかということについて、次にご説明します。
その後、劇場に入ると私の譲った席に有名な日本人ニュース・キャスターが座っていました。
私の顔をみるなり、ああ、あなたでしたか、実は先ほどヴォルフガング氏にインタビューをしていたところ、電話が掛かってきて、電話をきった後、氏がいわれるには、なんとまあ正直に余った切符を返した日本人が、あらわれたよ、日本人もたいしたもんだ。ついては,その切符で、これから鑑賞していかないか?といわれたそうです。
リヒャルトの血脈をひくヴォルフガング氏が統御されている特別な音楽祭なのです。
氏も高齢ですので今はあまりお見かけしませんが、数十年前は,氏が劇場の前で
ここに並んではいけない。
とか注意していました。(2010年に逝去されました。)
やはり、バイロイトというところは特別な聖地であるといく度ごとに感じさせられます。
4、結局バイロイト音楽祭に詣でるためには
いろいろな方が、一生に一度はバイロイト音楽祭に参加したいのですが、とおっしゃいます。
ところが、ここに切符はありますよ。いきませんか?と申しますとやはり、休みが取れないとかとの由で、ご遠慮されます。人は様々。動機も様々です。
毎年行きたい。コツコツと申し込み、実績と信頼をコツコツと積み上げることです。
信頼と実績。これがすべてです。
5、バイロイト祝祭劇場の音響について
ベートーベンが生きていて、今あるCDをきいたらフルトベングラーとカラヤンのどちらを評価するかは、楽しい空想に過ぎません。しかしながらワグナーの場合はある程度、想像ができます。祝祭劇場はリヒャルト自身が構想を立て、実際に音響を聞いたうえでパルシファルを作曲しています。
劇場の音響は透明無比です。室内楽的な音響です。なお現在の音響機器ではマーチン・ローガンのCLSがもっともワグナーの再生に適しています。
ワグナーのCDは小音量でひそやかにひそやかに再生するものです。
6、ホテルの確保について
バイロイトの切符が幸いにも正規に入手できたなら、それと同時にホテルの予約書類がおくられてきます。
本来は、切符の入手を前提にホテルを予約するシステムになっております。そうしないとホテルが収容しきれないからです。確かに数十年前はそうでありました。個人の部屋や自宅に泊めてもらうこともしばしばありました。
しかしながら、バイロイトも今では大きなホテルがいくつも建設され昔とは様子が変わってきましたので、インターネットで予約されたほうが早いようです。したがって昔ほど宿泊予約は苦労がありません。ただし、全演目の御礼拝ともなれば、同じ部屋を10日以上、おさえておくのは、今でも厳しいと思えます。予算しだいですが。。。
7.バイロイトの切符の管理の凄さについて
ある年のオランダ人の公演の前に例によって余った切符を返しに行きました。もうそのときは事務局の人とは顔なじみになっていました。2枚の切符を示して一枚を返すと申し出たならば、
ミスター・ナガヤマ。こちらの切符を返すことをアドバイスしますといって良い席のほうを指すのです。ともかくも返した後で劇場に入るとその席の前に巨体の大男が座っていました。
バイロイトの劇場内は写真撮影は厳禁です。すべての演奏が終わっても写真撮影はできません。公演が終わった後、出入口に立っている係員に注目してください。写真を撮っている人の席をチェックしているときがあります。この人には以降、切符が割り与えられることはないでしょう。
新着情報
★私がこのHPを立ち上げてから、ネットを拝見しますと
正規チケットが云々・・・・
という文言を拝見いたしますが。正規チケットなどという言葉はありません。騙されてはいけません。違法か合法かのどちらかです。違法というのはドイツ国内法にしたがい、バイロイト音楽祭事務局が切符を発行し、それにかかわる入手者との契約に違反をした切符が違法なのです。現実に某大手旅行会社が切符を改ざんしたときにはドイツ検察庁が動きましたし、上で述べました日本人が拘束された件も裁判になったと聞いております。
■■■■■バイロイトお勧めレストラン■■■■
海外に長期滞在すると恋しくなるのが日本食。海外の日本食レストランには怪しげなものが多いのですが、
バイロイトで、きわめて、まっとうな日本料理を提供するのが
MAKOTO(誠)
Hohenzollernring52 www:makoto-bt.de
tel:0921-1509600
ヨーロッパでこれだけ水準の高い日本食を頂けるのもめずらしい。
きけば、オーナーは、長年、銀座の一流料理店で修行された方との由。
てんぷら・寿司などどれをとっても一級品なのもうなずける。
(2012年6月19日 更新)バイロイト音楽祭の体制は大きく変わりつつあります。切符の販売方法も大きく変わりました。以上は現時点では古い情報も含んでおりますので、ご参考にされる場合は、ご注意ください。
最新の情報はUBQブログをご覧ください。なお、この「バイロイト音楽祭への道」はアーカイブとして残しています。