私は毎日、新聞を何紙も熟読することにしておりますが、朝日新聞の、ある紙面(正確には報道ではなく朝日新聞広告局の文章です)に、有名なインド哲学者である中村元(はじめ)先生の文章には、難しい述語がなくて、平易な文章で書かれていた、という記載がありました。


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ


そこで私は、この「述語」という言葉は、学術用語の「術語」という言葉の誤植ではないかと考えました。




ということで、老母に聞いてみましたところ、


「いや、これは誤植ではない。この場合の述語というのは、文脈を考えれば、主語・述語の述語ではなく、『述語文法』という意味での述語であるから、誤植ではない」

と言われました。




面白い議論になりましたが、「述語(文法)が並んだ」という表現があるのかということで、少し疑問に思いました。


考えてみれば、私は論理学の沢田允茂(さわだ・のぶしげ)先生から「述語文法」を習っているわけですから、さらにいっそう混乱しました。




そこで、朝日新聞 岡山支局に 伺いまして 問い合わせました。 いきなり 訪問したにも関わらず支局長が対応していただきました。 すごく教養がある方で 感銘いたしました。

この文章はこちらで書いたものですが 記事に載せる前に インタビューをされた 哲学者 本人に見せた上で校正をして確認していますとのことでした。

結論は、これは母のほうが正しく、この記事の「述語」は、「述語文法」という意味の述語であるという事で一件落着。




この場を借りまして、朝日新聞様に感謝申し上げます。