放物線というのは、「定点と定直線からの距離が等しい点の集まりである」と定義されています。
そしてこれは、数式で証明することができます。
しかしこういった勉強をすると、あまり面白くないわけであって、確かに、数式を使えば定点と定直線からの距離が等しい点の集まりであることが示されます。
そこで、もっと生徒にわかりやすい例をということで、下の写真のようなプリントをつくりました。
「公園のような大きな広場があります。
そして、その下側には、川があります。
さて、その公園の中には、水飲み場が一つあります。
この公園の中を、犬が散歩しています。
この犬はとても賢いので、当然、近い方に水を飲みに行きます。
水飲み場が近ければ水飲み場に、川が近ければ川のほうに行きます。
のどが渇いたとても賢い犬は、水飲み場と川のどちらに行くでしょうか?
その公園の水飲み場に行く場所と、川に飲みに行く場所を色分けしなさい。」
こうすれは小学生でもわかると思いますが、その境目が放物線になるわけですね。

