大変すばらしいガイドブックを見ました。
個人旅行の場合、外国では、日本人ということを知られる、あるいは特に、現地の事情を知らない旅行者であることを知られること自体が危険なわけです。
ですから、ブラジルの個人旅行では人前で英語をしゃべらない方が良いのです。知らない人から話しかけられて英語で答えれば、その瞬間に、現地の日系人でなく旅行者であるということがばれてしまいます。
このガイドブックの大変すばらしい点は、カバーを外すと、日本語で書かれているということが分からないことです。
カバーを外してホテルや空港のロビーで見ていても、このガイドブックはちょっとした英語のペーパーバックか何かと思われますから、旅慣れた現地の人のように思われます。
とても安全に配慮されたガイドブックだと思われます。
海外で、日本語のガイドブックを大っぴらに広げて読むことは、個人旅行では注意するべきことなのです。
もう一つは、地図が英語ではなく、現地の言葉で書かれていることです。
ハンガリーということで、ハンガリー語で国名が書かれています。
