2019年02月21日(木)
ミハエル・ゴルバチョフ氏は、冷戦を終わらせたとして、ドイツでは英雄であり、ノーベル平和賞を受賞していて、しかも、ベルリン名誉市民である。
さて、この追悼施設には、多くの兵士の記念碑があるが、これは、ゴルバチョフ氏に殺された兵士であるということで、数百人も並んでいます。
ドイツでは、ゴルバチョフ氏の悪口をここまで聞いたことはありませんでした。
本当に、世界の在り方というのは難しいもので、旧東ドイツの国家評議員議長、エーリヒ・ホーネッカー氏は、ベルリンの壁を越えようとした人を射殺したということで、裁判で厳しく追及されたそうです。
その時ホーネッカー氏は、
「もともとベルリンの壁をつくり分断して、射殺する体制を作って、その命令を出したのはソ連である。その最高指導者であるゴルバチョフがベルリン名誉市民であり、それを実行しただけの私が裁かれるのはどういうことか」
と反論したと聞いております。
日本では、比較的、ゴルバチョフ氏は評価が高いようですが、それは旧西側からの情報が英語で入ってくるからで、一方で、このようにゴルバチョフ氏を非難する人も、国もあるわけです。
日本で報道されていることだけが、世界の常識ではないということになります。
国際情勢を理解するうえで、いろいろな意見を聞くというのは、海外旅行の目的の一つです。
そしてこれが、私が海外旅行に行く理由です。
