2012年4月


(注:以下の記事を参考にされる場合は、VISA及び入国に関する規定・書類は頻繁に変わる場合がありますので、ご注意ください。尚、わたくしはディビヒ語は分かりませんので、英語からの訳ですが、訳出の当たっての責任は負いません)


以前のブログの記事で、モルジブの入国書類は偶像の持込が禁止されていると書きました。確かに、以下を見ますと、モルジブは基本的にイスラームの国ですから、3番にイスラーム法に反するもの、6番のようにアルコールの持込、7番のようにの持込は禁止されています。8番に危険な動物の持ち込みは禁止と書いてあるのとは別に禁止事項が書いてあるのに注目すべきです。


(イスラーム圏に、あのビーグル犬のキャラクターのついたブランドを着たり、身に着けて入国するのも・・・・)


気をつけていただきたいのは、これはモルジブ共和国の国の法律によって禁止されている公文書であって、旅行者に対する観光ガイドの類ではありません。


4番に、偶像(idols for worship)と、はっきりと持込禁止が書いてあります。


それでは、崇拝のための偶像とは、いったい何なのでしょうか?

たとえば、仏像・仏画、あるいは、聖母マリア像のペンダントなどはどうでしょうか?


しかしこれらは、われわれが考えてもしょうがないことであり、旅行代理店や日本の外務省が決めるわけでもありません。


あくまでも、モルジブ共和国の法律によって決められているものであり、モルジブの司法当局が決めることです。



UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ

次に、モルジブ大使館のホームページから見てみましょう。



Refusal of Entry

Any visitor arriving in the Maldives maybe refused entry, if the Immigration officer during questioning or interviewing the passenger

  • Have reasonable grounds (not necessarily solid proof) that the person is carrying fraudulent travel documents;
  • Suspects the apparent intention to the possible disruption of harmony and unlawful activities;
  • Has strong anti-semantic religious or political views;



入国を拒否する場合として、3つ挙げられていますが、その中に、強いアンチ・セマンティック(anti-Semantic)な宗教観・政治観を持つ者は入国を拒否すると書かれています。

ここでいう「アンチ・セマンティック」とは、どのようなことをいうのでしょうか?


ユダヤ教、キリスト教、イスラームは、セム族の宗教と言われますので、アンチセミティック(anti-Semitic)という言葉は、本来反ユダヤ主義という意味を持っています。

それを婉曲的に言い換えて、ここでは、「一神教を否定する立場」と、私は理解します。



このようなことは、日本の旅行ガイドブックに記載されているのを見たことがまったくありません


いずれにせよ、海外に行くということは、まったく別の文化を持つ国に行くということですから、十分な注意が必要だと思われます。

ましてや、ガイドブックの入国カードの書き方を丸写しするとか、インターネットでの記事を参考にして丸写しするとかいうことは、推奨されるべきことではないと思われます。