現在(2012.6月・岡山版朝刊)、日経新聞の「私の履歴書」に日本を代表する女性科学者の米沢富美子先生が執筆されている。


特に、理系の研究者を目指す女性には、ぜひ読んでほしい。


ほんの少し前まで女性が、大学に行って、研究をするということが社会的にいかに難しかったということが綴られている。


ましてや、女性が浪人して難関大学に再チャレンジなどということはあり得なかったのであろう。私が高校生のときでさえ、25年ほど前だが、女の子は短大で十分だと授業中にみんなの前で言った教師がいたのを、はっきり覚えている。


米沢先生が母親についてお書きになっているところは落涙ものである。


お母様は女学校時代、爆発的に数学の能力を開花され、

学校の先生が、あまりの才能に驚き、上級学校への進学を説得に来られたそうだ。ただ、当時のこととて、それはできなかったとの事である。


一体全体、米沢先生から見て「数学の才能がある」というのは、どの程度なのかということは、私のような凡人には想像すら不可能だ。


米沢先生が、まだ2,3歳のころ、お母様が幾何を教えたら、かたっぱしから理解されたそうだ。


その時の話がまた、凄い。


米沢先生は「幾何があれば、もう,おもちゃも何もいらない」と思ったそうだ。


お母様は、自分の才能が娘に受け継がれていることが分かった時に、

「体に電気が走るような衝撃を受けられ、(自分の才能の)後継者」と確信されたそうだ。



ぜひ、女子の理系受験生にはお読みいただきたい。