中学受験でともすれば試験の成績を気にする姿勢が身についてしまうことがある。「それって、試験に出ますか?」とか「で、答えはいくらですか?」という質問をする生徒がいる。


たかが、中学受験の入試であれば、予想は可能だ。2001年に灘中学で2001は素数か?素因数分解できるか?予想して徹底的に訓練しておいた。見事に外れました🙇、けれど高校の方に出ました。


さて、ある私立難関中学の数学の先生は素晴らしい指導をされている。

中一の試験で「あらかじめ伝えた範囲の中から8割の問題を出して(習った範囲で)残り2割は今までに見たことのないような問題を,何問か出します」

と予告されたそうだ。


「中一の段階では目先の試験のための勉強・出そうなところを予想しての勉強をしてはいけない。」という狙いであろう。


だから、学校の試験の問題の予想に関する質問は、受け付けないことにしている。


もう一つ、塾の裏話。ちょと怖い話。東京の中学受験塾で教えていた時の話だ。


公開模試の結果がでたら、保護者面談をして手渡しで返却することにしていた。学習塾側から見れば保護者は単にお越しになられただけのように思いますが、保護者側から見ればお忙しい時間の中を交通費をかけてわざわざ学習塾まで来てるのです。ですから生徒の作文であるとか小テストの返却であるとか必ず目に見える形で「お土産」を渡すのが塾経営の基本である。


ちゃんと私は見ていますよ!


封筒から取り出した時に、最初に偏差値と順位を見る保護者か。それとも、お子様の答案の内容(どこを間違っているか等)を最初に見る保護者か?


広告に受験を超えた力をはぐくむとか受験だけが最終のゴールではない指導します。綺麗事ばかり書いてますね。そういう時に保護者は具体的に「受験を超えた力」って何ですか?と聞いてください。教えたことがない人が経営している学習塾では、ああいう綺麗事は広告会社外注で作ってるのですよ。だから、塾講師は何も答えられないのです。優秀な講師陣と書いてあるけれどもどこにも誰が教えるのかどんな人が教えるのか書いていないような塾の広告は自分で広告を作る力さえないのですです。最低限現場のトップの、氏名ある程度の経歴とか書いていないと私は誰が教えてるのか誰が経営してるのかという塾をお勧めすることはできません。


☆教育理念を広告会社に外注している見分け方。ある岡山の学習塾ではホームページや広告チラシ生徒の写真が載っていますが、美人の女子高校生ばかりがのっています。ところがそんな制服岡山で見た事がありません。これはプロのモデルを使っているのです。プロのカメラマンがイメージ写真を作ってるのです。よく見るとクラスに左利きの人が一人もいないのが笑えますね。学習塾の求人広告で検索してみてください。同じモデルがのっています。美人モデルを使って求人をするような学習塾は要注意だと思います☆




塾のブログを見てください。具体的に数学の問題を取り上げたり、英語の用例を取り上げてる。


こういう塾は信頼置けます。


私なら面と向かってあなたのように試験の成績だけを確認する保護者であってはならないということです。と答えます。だからますます嫌われています。


塾って深いでしょ。


前者の保護者はあと何点取れば開成中学校に合格できますか?とか1番は誰ですかと答えられない質問をしてきます。


後者の保護者は、方程式の問題で間違っているのは未知数の置き方が悪いのでしょうか?単位を間違えてるのでしょうか?と質問してきます。常日頃から子供への接し方が違うのでしょうね


つくづく中学受験は親の姿勢が重要だと思います。