ダイビングのガイドをしていた時に、お客さんの一番困る質問は、後で「あそこにいた魚の名前を教えてください」だ。
どうも、インストラクターの仕事を勘違いされているようだ。いっしょに潜って遊んでいるのではない!
(ちなみにガイドやインストラクターが、珍しいものを、見つけて『⇒見つけたふりをしてんですが』、じっとしているので、皆であわてて行ったら何もなかった、後で聞いたら・・・がいたんですけど。逃げましたわ。・・・というのはね。・・・・お客様がバラバラにならないように集合させて、お客様の様子を確認してるの!)
お客様が、行方不明になったり、危険なことをしないように安全管理をしているのである。魚よりもお客様の残圧の方を注意している。私の場合、お客様のはき出した泡を常時、みているのである。事故を起こす人は必ず呼吸が乱れるからだ。
当時( 携帯電話が普及していなかった時)必ず海に持って入っていたものは、多量の10円玉だ。もしもの時に、陸に上がり公衆電話から電話を掛ける場合に備えてのことである。 実際に一度だけ使ったことがあります。
再圧チャンバー( 減圧症の恐れがあるとき 再び 加圧 できる小さなチャンバー)のある医療機関にすぐに連絡できるように、電話番号を防水用紙にメモしておくのは常識である。
非常に重要な情報なんですけれど、あまり知らない方が多いですよね。
やはりなんといっても1番確実なのは東海大学医学部付属病院です。海洋学部と医学部があるからです。
ダイビングを始められる方に海外リゾートではなくて静岡県の東海大学清水訓練センターをお勧めしているのもこれが理由です。。なお、現在では改組してIPOとなっています。
CA(本来は和製英語であるが、たいてい通じる)の本来の仕事もお客様に食事や飲み物を出すことではない。飛行機の安全管理である。
以前、ある飛行機での体験:着陸直前に数名の乗客が片側の景色が見たかったらしく、席を立った。大変危険な行為だ。転んでけがをしたらということではなくて、飛行機の重量バランスの問題だからである。
着陸時に体重70キロの人間が5名移動すれば、350キロの重量移動が起こる!
その時に華奢な女性CAが、それはそれは、ものすごい迫力で
席に戻りなさい!!!
と怒鳴った。あまりの気合いに機内が静まり返った。緊急時に適切な対処をすることが、CAの本来の仕事だから、CAが活躍しないことが一番だ。
ダイビングのインストラクターも、CPRや緊急減圧手段をしないですむのが一番だ。
旅行に行ったときに、最後に
今回も添乗員さんが、ご活躍されない楽しい旅でした。
と挨拶することにしている 。
添乗員さんはよく分かってくれますね。 ということで大喜び していただけます。
添乗員さんは、急病人の発生だとか、飛行機の接続に間に合わないとかのトラブルに対応するのが仕事であって、お客さんの前でギャグを言うのが仕事ではないという意味である。
旅行に行く前に、一般社団法人日本添乗員サービス協会を見られる方はほとんどいないと思いますけれど、結構面白いことが書いてあるんですよ。
警察や自衛隊が活躍しない社会が一番だ。
なお。リスク管理の基本:
CAが座る席は、4点式(たすきがけ)のシートベルトになっていて、乗客のシートベルトよりも安全に設計されている。
安全管理の、より上級者ほど高度な安全を確保しなければならない。だから、病院・消防署や警察署は一般の住宅より耐震基準が高くなくてはならない。パンデミックのおそれがある場合には、医療関係者を優先に、無辜感染から保護すべき。
飛行機の中で、緊急時の酸素マスクのつけ方を見てください。親が先に装着して、それから子供に装着するようになっている。
こういうと、じゃあ、一般の住宅はどうでもよいのかという人が、必ずでてくるがリスク管理の意味が分かっていない人の発言である。
キャビンクルーの方は 料理を出したり 飲み物を出したりするのがお仕事だと思ってる方がいられるようですね。
私は海外旅行で添乗員はビジネスクラスに乗るべきだと申し上げているが、誰も理解してくれない。
飛行機が夜間着陸する時に照明を落とすのは夜景を楽しむためではありません。
緊急脱出に備えて目をならためです。
だから 飛行機の窓を開けたり閉めたり 勝手にすると CA の方が来て閉めるように とか開けないようにとか言われますよね。明るい時に着陸するときに、もうちょっと寝たいからといって、窓を閉めて暗くして寝ていても、スタッフの方がこられて窓を開けるように言われますよね。もし緊急脱出して、外がまぶしかったら命に関わる問題だからだそうです。
*なお、この件について法律で決まってるのかとお尋ねしたことがあります。そうすると特に国際線の飛行機の規制は大変難しい問題だと言われました。例えば、ショッピングセンターで機内持ち込み可と言うスーツケースが売っていますよね。
すべての航空会社が統一した基準があるんですかとお尋ねしたところ、やっぱりよくわからないと言われましたね。
ある私立の高校がロンドンに修学旅行に行った時のことです。
校長は ビジネスクラスに乗りました。
生徒は怒っていましたが これは100% 正しいと言いました。
誰が 現場の指揮をする責任者かということがわからなくて 大変な ことになったのが大川小学校の事件です。

