身体は丈夫な方だと思うが、今まで加齢なる塾講師人生を送ってくると、さすがに、人間だから具合の悪いところも出てくる。


いつもお世話になっているクリニックの先生より、念のため前立腺の精密検査を受けるように、アドバイスをうけて、岡山市内の総合病院にいってきた。


隣のご老人が


もう。一時間も待っているのですが、なんでこんなに待たせるのか?


と不満たらたら。


(高齢化とか拠点病院の偏在とかの難しい話は塾講師にはわからないが)


私の答え:


日本は具合の悪い人は、みんな低額な医療費で誰でも、病院に行ける、世界でも珍しい国だから。


一つの証拠:日本国外務省の海外安全情報のアメリカ合衆国へ出かける方への注意から(2012.4.18現在)



医療事情
(1)概要
  医療水準、病院施設とも充実していますが、医療費は非常に高額です。また、事故、急病などで救急施設を利用する際には、受付で診療費の支払能力を問われることがあるので、現金、小切手、クレジットカード、海外旅行保険加入証明など、支払能力を十分証明できるものを持参する必要があります。

(2)海外旅行保険の必要性
  アメリカ国内で入院治療を受けたものの、保険に加入していなかったために、莫大な治療費の支払いに苦しむ邦人旅行者が後を絶ちません。かつて、日本人の留学生がレンタカーで事故に遭い、脊髄に重傷を負い、治療・入院費が20万ドル以上(2,000万円以上)にのぼった例がありますが、この事故では・・・(以下略。赤字は引用者による。引用終わり)



*日本の病院に行って、診察の前に受付で「お金が払えるという証明書を見せてくれ」などと言われた経験は、私は今までに一度もありません。