時及び条件を表す副詞節の中では、未来形の代わりに現在形を用いる

という文法事項があります。


文法法則に最も近いものは、物理の法則であって、人間が決めた決まりではないわけです。時・条件を表す副詞節で未来形を使ったら、罰せられるものではありません。


使ってはいけないというルールがあるのではなくて、使う必要がないのです。


数理科学というのは言語学も含むのです!


(1)I will go when he comes. (willは不要)


ところが、名詞節の場合は:


(2)I dont know when he will come. (名詞節)

と内容が未来ならばwillは必要です。その理由は


(3)I dont know when he came.

と節中の時制を過去にすることが可能だからです。



「あれ、お前、いつからここにいたんだ?」

「ぼくはさっきからここにいたよ」

「あ、そうなの、いつ来たか知らないんだよ」


こんな状況は考えられますから、I dont know when ・・・・のあとはhe came とすることもできるし、he will come とすることもできます。だから、内容が未来ならwill がなければ意味が通らないわけです。





ところが(1)I will go when he comes.

のcomeをcameに変えてみましょう。

(4)I will go when he came.


 (私は、彼が(昔)来たならば、これから(未来に)出発するつもりだ)

 

これは日本語とか英語以前の問題で、文自体が矛盾しています。物理学の因果律の法則に反します。


 つまり、副詞節の場合は、その副詞節中の時制は、かかっている動詞によって規定されるわけです。だから未来ということが自明なので、時・および条件を表す副詞節ではwillにする必要がないので、省略するのです。


 日本語でも英語でもそうですが、わかっていることはわざわざ言わないというのは、あたりまえのことですね。


 ここから発展です。


時・条件を表す副詞節では、絶対にwillを使わないのかというと、そうではありません。

(5)I will go when he will come.

(彼が来るつもりになれば、私は行きます)


本来,必要のないwillをわざわざ使えば、意志未来だと考えられます。


余談ですが、入試に出題する場合には

I will go before it rains.(雨が降らないうちに行くつもりだ。)

副詞節の中が意志未来に出来ないようにしておきましょう。

 






条件を表す副詞節

時制の一致

時や条件を表す副詞

時や条件を表す副詞節 では未来のことであっても未来気を使わない理由