では最後に、may well ~ という構文を取り上げてみましょう。


これも丸覚えする場合には、

may well + 動詞の原形 = ~ するのももっともだ

と覚えている人もいます。


これを分析的に説明してみます。


まず、well という単語を辞書で引いてみましょう。



UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ

そうすると、このwell という単語は、文全体にかかる副詞で、「道理にかなっている」という意味になります。ですから、


 You may well get angry.


 という文があれば、You may get angry. ということが、well(道理にかなっている)ということになるわけですから、may を使えば、本動詞であるgetが原形になるのは当たり前ですね。


may well + 動詞の原形 で覚えると、例えば、


 You may naturally get angry.


という熟語がわからなくなってしまいます。


 要は、副詞が修飾しているわけですから、wellでも naturallyでもなんでもいいのであって、それに応じて文の意味を取っていけばいいだけのことです。

こんな覚え方をしていたら、熟語が無限に膨らみます。



 次に、may as well ~ という構文を考えてみましょう。


 これは、well(道理にかなっている)を比較して、後に、as
not
が省略されているわけです。したがって、・・・しないよりは、 ~ するほうが道理にかなっている、もっともである、という意味になります。


 例文 You may as well chew your food well (as not).



訳  食べ物はよくかまないよりもよくかんだ方がよい。


 したがって、 ~ したほうがよい = had better ~ と(ほぼ)同義語なります。



 さらに、このmayを仮定法にすると、

 might as well ~ as ・・・

 例文 You might as well throw money away as gamble with it.


訳 ギャンブルに金をかけるぐらいなら捨てたほうがましだ。

 という構文が出てくるわけです。