私が岡山に戻った時の話である。昔話である。

当時は中学受験も指導していた。(注:UBQではない。他の塾に勤務していた時の話です。UBQなら、絶対に番狂わせの不合格者は出しません!)


非常に優秀な生徒が岡山白陵中学をまさか,まさかの不合格!


こちらも随分と、へこんでトラウマになってしまってしばらくは、立ち直れなかった。が、そこは嚢中(のうちゅう)の錐(きり)。


「不本意入学」をした中学から、現役で東京大学合格。東京大学大学院博士課程までストレート卒業。最短で東大から博士号授与。今は都内の大学で物理学を教えている。物理の世界では、有名な若手学者だそうだ。


合格した生徒の名前は忘れても、落ちた生徒は夢にまで出てくる(いまだにうなされることがある)のが受験講師の本能で、随分と悔しかったので、卑劣極まりないことに、この恨みは忘れじと、いつか岡山白陵の先生に意趣返しとのチャンスを待っておった。


UBQにお越しになられた際、入試の責任者に。ここぞとばかりに、この話を、ひどく嫌味たっぷりに申し上げた。


嫌な顔をされるかと思えば、ところがどっこい。こっちが恥じ入った。


「貴重な情報を頂きまして有難うございます。優秀な生徒が結果的に、不合格になったとの指摘は深く受け止めなければなりません。もちろん、入試業務は二重・三重に何度もチェックしていますので。ミスは絶対にありえないないと確信していますが、その年の入試問題が本当に≪優秀な生徒を選抜するための適切な出題内容≫であったのかを、もう一度、吟味検討して、当時の入試委員を集めて、検討会を開きたいと思います。ぜひとも、可能であれば、受験した年度と不合格になった生徒名を教えて頂けませんか?」


との返事であった。こりゃ凄い!普通、不愉快な指摘と思われて反発されてもしょうがないところだ。この学校は伸びるぞと確信したら、その後の進学実績の飛躍は、公知のとおりである。


もう、この責任者も当時の校長もご退職されているので、この話を披歴したが、この責任者の先生が学校の最前線に立っておられた時期と、岡山白陵が急速に進学実績を伸ばした時期が重なっているのは偶然ではない。


(2014,11.25補足)


その後、校長が頻繁に変わっているという事実がある。学校法人の体制をみても学年主任に数学の担当者はいないようである。教頭(数学教師)が学園の理事になっているのも異例のことである。微妙な問題なので、野球でたとえれば、不動の4番バッターが引退した後の、、、という問題かも・・・