中一と高三が同じ方針で指導を受けるのならUBQの存在意義はない。「大学への数学」に記事を書き灘高校の高3のトップを教えられる講師が中一を教えている価値をご理解頂きたい。
中一では、一見遠回りに見えても、じっくりと考える習慣の定着が大切。
問題:同じ形で同じ大きさの円柱を2本、直角に組み合わせた部分の見取り図をかけ。
これは大学入試で体積を求める問題として頻出の事項であり、例えば東京大学入試でも出ている。
http://ameblo.jp/ubqubq/entry-10275225815.html (←過去の記事参照)
この問題が新中一でよく取り上げる問題である理由は、知識とか記憶量に無関係な生(き)の思考力を要求するからだ。
毎年、UBQの中一を教えて嬉しいのは作ってくる生徒がいることだ。
今年の生徒も作ってきました。
昔、実際に作った生徒から頂いたもの。この生徒は現役で東京大学文科3類に進学した。
中一では、まだまだ大学受験まで6年間もある。
長い長いマラソンをするようなものだ。
スタート・ダッシュの早い子が一位になるとは限らない。
すぐに役に立ちそうにない(=テストに出ない=目先の成績アップに結び付かない)、(保護者から見れば一見)パズルやクイズのような問題も重要である。


