2011年3月
タモリさんが、メディアに出てきたときは、おもに深夜のラジオであったと思うが、とてつもなく面白かった。
こんなこと、公共の放送で言っていいの?という危険発言を連発。はらはらしてラジオから耳が離せない。
昼間のTVに出てくるようになってからは。たわいもない世間話のような笑いに終始してる。
ここがタモリさんの天才のゆえんであり、あれは意図的に自分の芸風をコントロールしているのである。
毎日飲む味噌汁は薄味の方が良い。とタモリさんは言ったそうだ
昼間から抱腹絶倒するような笑いは長続きしない。
サザエさんでもこち亀でも同じである。水戸黄門でも波乱万丈な、どんでん返しはないわけです。
このことは塾と学校の役割分担に敷衍できる。
食事に例えれば。
学校の授業は、日々、毎日の食事であるから、オーソドックスで基本に忠実・万人向けでなければならない。
ところが、そんな食事ばかりでは飽きるからたまには激辛ラーメンも食べたくなる。しかしたまに食べるから良いのであって毎日、激辛ラーメンばかりでは身体を壊してしまう。
学習塾経営者はこのことを失念してはならない。学習塾は生活必需品ではない。
2020年11月更新
笑っていいともは既に終わりましたから更新いたします。
実際に三つの私立の学校と学習塾で教えた立場から学校の授業と学習塾の授業の違いをご説明いたします。
今東進ハイスクール授業が YouTube で出ております。 ものすごいテンションで面白いことを言ってひきつけますがこれは1時間程度の授業だからできるわけです。
学校の授業はまた別です。 毎日朝から何時間もあるわけです。ハイテンションで面白いことを言って個性的な講義をしても生徒がついていけないわけです。
またこれを毎日の食事に例えます。
以前カリブ海のクルーズ船に乗ったことがあります。
最初はイタリア料理のフルコースということで随分楽しみにしておりました。
しかし二日目となると飽きてしまいます。
3日目になるともう拷問にも近いわけです。
だって毎日フォアグラのステーキワインとかオマール海老をいただくわけにはいけませんよね。
三日目からはコース料理を辞退してサラダとかパンばかり食べていました。
毎日いただく料理は豪華すぎてはいけないわけですね。
学習塾の授業と学校の授業の役割は違うということを考えていただきたいわけです。
学校の授業を学習塾に期待してもなりません。
また学習塾の授業を学校の授業に期待してもなりません