岡潔先生は、天才的数学者だそうだ。だそうだ・・というのは自分には岡潔先生の学術論文を評価できる数学力は到底ないからだ。その世俗を超然とした風貌と振る舞いは如何にも天才の世間的イメージに相応しい。
啓蒙的な随筆なら、自分にも読める。超一流の学者が到達した境地であろう。
「数式も論理も超越した感性の世界に数学がある。」・・・・まぁ。わからなくもない。
「数学の問題を解くのには、いっぺん。仏の心になりそこから見下ろせば解けるのである」
ここまで来ると、読んでいてついていけないから、塾講師の立場になってしまう。
塾・予備校でこういう風に数学を教えると、一回で馘首。
イチローも言っている。
「僕は天才じゃないです。だって、なぜヒットが打てるか説明できるから」
つくづく凡人で良かったから、何とか個人塾経営で糊口をしのげるのであった。
前回のブログ記事「最高の授業」でこんな難しいことがわかる人は・・・・・教師に向いていないと書いたのは
こういうことだ。新たに一つのことを理解すれば、一つのことを失うからだ。
*カッコ内は直接の文献引用ではなく。過去に読んだものを記憶で書いている。