2018/10


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ

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世界遺産・熊野古道と熊野三山をバス旅行でまわってきた。このあたりは鉄道では行きにくい場所でもあり、以前から時々利用している、ある旅行会社の激安バスツアーでの参加である。

 

バスツアーに限らず団体旅行というのは、集合時間が決められている。各観光地ごとに何時集合という具合であって、遅れてくると他のツアー参加者に迷惑をかけるので時間厳守は当然のことである。大体、遅れてくる人はいつも同じ人である。

 

 

50人くらいの参加者がいると、さすがに2つのグループにわかれる。バスも一号車・二号車とわかれて同じコースをまわることになる。私はなぜかいつも一号車にのることになる。

 

 

何度か利用していると不思議な事実に気がついた。

 

 

二号車は必ず遅れるということだ。

 

 

混雑を避けるため、そもそも二号車は30分程度ずらして運行していることは知っている。だが同じ行程なのに二号車は、一時間以上、場合によっては2時間以上遅れることもある。聞くところによると、毎回、集合時間に誰かしら遅刻するからだそうである。

 

 

添乗員さんに、疑問を、ぶつけてみた。一号車と二号車は何を基準に分けているのでしょうか?

 

 

 

 

申し込みの順番です。旅行の広告を出すと申し込み受付開始の日に、半分の募集定員は埋まります。そういう人はすぐに旅行代金を振り込みます。後々のトラブルも少ないです。ところが、締め切り直前になって「残席わずか!」とか「締め切りは本日まで!」とかの広告をだすと慌てたように、まだ間に合いますか?大丈夫ですか?

といって参加されるのが残り半分です。この方が二号車の方です。

 


 

一事が万事とはよく言ったものである。


 

さて、中学校・高校で教えている友人の話:

修学旅行や校外研修で生徒が集合時間に集まらないと、大変です。バスに乗るたびに人数を何度も数えます。置いてきぼりにすると学校の責任問題になりますから・・・


 

例えば修学旅行で集合時間に遅刻した生徒がいたらほっといて出発したらどうか?見知らぬ土地で置き去りにされたら困るであろうが、人生の良い経験ではなかろうか?その結果どんなトラブルが起きようが学校の先生方に非は無いと・・・文科省は通達をだしたらいかがであろうか?