1.東京の大手塾で教えていた時の9月の模試を経営者の使用許可を頂き岡山に持って帰ったものがあります。

もちろん、20年前の模試ですが、英数国の基本的な部分は変わりません。

UBQでは平成3年に開校以来、この模試を定点観測として毎年、9月初頭に行っております。


最大のポイントは、毎年、同じ模試をずっと続けていることです。ですから、中1の時点、あるいは中2の時点でどのくらいの得点であった生徒が、どの高校へ進学したか?どの大学へ進学したか?ということが全て記録に残っていることです。これが個人塾ならではの強みだと思います。


岡山の中学生と東京の中学生では伸びかたが違うということが、この模試や経験上、分かっております。岡山の生徒は伸びます。理由は逆説的ですが小学生の時に勉強していないからだと思います。


東京の難関塾で教えていた時に不思議だったのが開成高校にトップ合格するほどの中学3年生が高校内容のちょっとした数学も知らないことでした。


当時の数学科の主任(地方出身)に伺ったところ次のような回答でした。


《地方であれば地域の中学校のトップであれば地域のトップ高校は間違いなく合格できるから、そういう生徒は自分の関心のある分野を高校まで自由に進めることができる。

ところが東京で例えば開成高校を受験しようとすれば、どこの中学校やどこの塾のトップでも絶対に合格するという保証がないから不安でたまらない。だから高校の内容よりも難関高校の問題をひたすら解いていくことになる。》


上記は、あくまでも一般論ですが。こうした地域の教育環境の違いを考えて指導することは塾の大切な方針です。


2.会則に従い、9月末の費用には教室維持費が必要です。