厳しい受験体制で生徒を枠にはめてしまう傾向があるとも思われる私立キビダンゴ中高の生徒を教えたことのことだ。あふれるばかりの才能をもっている生徒にはありがちなことだが、まわりの人間がバカにみえてしまう時がある。
キビダンゴ中高の先生の数学の問題はなんで、あんなに酷いのですか?既存の数学の問題の数値を複雑にしただけの難問を実力テストにだして高度な問題に見せかけているだけではありませんか?
中2でよく気がついたなと感心しながら、上には上がいる、謙虚になれとは一言も言わなかった。キビダンゴ中学の先生ならきっとそういうであろう。
私は言った:君は何百万人にひとりくらいの才能をもっている。多分、僕が30年以上教えた経験のなかでも、十指に入ると思う。キビダンゴ中高の先生方はかなり優秀だとおもうが、君はそれより、はるかに優秀なのであるからABNORMALという言葉を基準から外れたという意味で使うのであれば、君がABNORMALなのである。自分より上がいないことの孤独と恐怖に打ち震えなさい。
出る杭は打たれるといいますが、出すぎた杭はもう打たれません。君の当面の課題です。この自覚を持って自分の才能に恐怖しなさい。
といったら、それからキビダンゴ中高の先生の批判はもとより、一切の他者の批判はしなくなった。彼はいまでもキビダンゴ高校創立以来の天才といわれているらしい。