中学受験の有無に関わらず、小学生の塾の選び方は大切だ。高校生ともなると自分に合わなければ自分の意思でやめることができるからだ。

 世間では合格実績の良い塾=良い塾と考えがちだが、もっとも大切なことがある。


中学受験の合格実績もさることながら、、中学校・高校に入って伸びるような指導をしているか?のほうが塾選びの大切なポイントではないでしょうか?


塾の広告には当然、悪いことは書いていない。塾選びの一つのヒントは具体的なことを質問することだ。優秀な講師陣と書いてあるだけの説明であれば、具体的にどういう立場や経歴の講師が教えているのか質問してみるのも手だ。


だからここでは長山の考える「中学・高校へ入ってさらに伸びる指導」の具体的な例を述べる。


1.漢字の学習について

漢字を何回もかかせる塾は多いが、成り立ちを考えさせる方が重要だ。


(理想的な指導例)

漢字は編やつくりを組み合わせる大変、システマチックなもので単なる画像処理で学習するものではありません。例えば裕福の裕という漢字は着物をゆったりと着ていることから衣へんなのですよ。一方。示すへんは神とか祝のように超自然的なものが示されているから示すへんです。凝固の凝がにすいなのも氷のひびよりかたまるといういみだからです。ウ冠は家の屋根を表し、ワ冠は蓋をあらわしていますから冤罪とか冥土の意味も調べてみましょう。冥土は暗い場所という意味です。冥はお日様に蓋がしてあるから暗いんですね。元日は1月1日のことですが元旦は元日の朝です。旦夕というように旦は朝のことです。下の棒が地平線(または水平線)をあらわしていますからお日様が昇っている様子を示しています。

 このように新しい漢字を習ったら、やみくもに書き写すのではなく、まず辞書で(必ずこの際に部首索引をつかうこと)意味や成り立ちを調べましょう。


2、熟語・構文で丸暗記させていないか?(一般論として英語の例)


He looks young for his age.(彼は歳の割りに若く見える)

 この英文において; for one’s ageを「歳の割には」という熟語としてまとめて覚えさせる塾がいかに多いことか!UBQでは必ず辞書でforを引かせる。

★for・・・・・・・・・これは観点・基準として~という立場・観点からと辞書に書いてある。


年齢から見れば→歳の割りにとなるのだ。


類例が訳せるかどうか質問してみる。

      rather cold for August・・・・・・8月としてはかなり寒い。

類例が訳せないのなら単なる丸覚え学習に過ぎない。

もう一つ例を挙げる。

look forward to ~ing

とまとめて教えてはいけない。to が前置詞であることを教えるべきだ。

それでは、何故 to が前置詞なのかは基本となる look to という熟語

を先に教えれば良い。look to~で『~を待ち望む』だ。だからto は前置詞だ。これに

『楽しみに・これから起こることを』というforward が修飾されて『楽しみに待ち望む』という意味になるのである。