江戸時代に大変悪いお殿様がいました。
個人的な恨みからなんと殿中で刀を抜いて殺人未遂を犯したのです。無抵抗の老人に明確な殺意をもって、何度も切りかかったのです。


「殿中でござる」からだめだという意味は、皇居で、刀を振り回すぐらいサムライとしては、してはいけないことです。
今で言えば国会議員が天皇陛下ご臨席の国会で自動小銃を乱射して人を傷つけたぐらいの大事件です。

その悪いお殿様は当時の法律により死刑になりました。

当たり前のことですね。武士は特別に帯刀を許されていたのだからその分、責任も重いはずです。ましてやお殿様は部下の模範となるべきですね。

これをノ-ブレス・オブリージュといいます。警察官が私怨から拳銃を発砲して民間人を傷つけたら、一般の人より厳しく罰せられるのは当たり前ですね。

自分達のお殿様が悪いのに、逆ギレした家来達は入念に計画した集団テロを起こしました。事前に武器を用意し、何の関係もない警備のサムライを皆殺しにしました。

たった一人の老人を殺害するため47人で攻め込んだのです。
しかも、惨殺した死体の頭部を切断して、親分のお墓にさらすという
事態に至っては狂気のテロリスト集団ですね。

どんなに他人から嫌がらせを受けても暴力に訴えてはいけない。
ましてや、どんな恨みがあろうと、殺してはいけない。





いまでもこの教訓を忘れないように、



この国では、主犯テロリストの大石容疑者の銅像を建てて顕彰したり、年末にドラマ化されたりし ます。