岡山市の中心部に天満屋というデパートがあり、この前はアーケードのある商店街だ。自転車に乗ってはいけないという看板がある。
それでは、何故いけないのか生徒に質問してみると:
危険だから
通行人に迷惑だから
商売の邪魔になるから
という返事ばかりで
道路交通法で禁止されているから
という答えは返ってこない。子供が赤信号のところを渡ろうとしていると親や教師は危ないでしょとか人が見ているでしょと注意するが、道路交通法7条で禁止されているからだめよと説諭しているのを見たことがない。
高校生の生活指導でもタバコは健康に悪いからと説明するから、じゃあ、大人は何故いいんですか、という話になる。
健康に良いか悪いかは法律と無関係であることを
学校教育で教えないので、大学生が大麻に汚染されるのも大麻は比較的、健康被害の少ない麻薬だという神話があるからであろう。
こういう教育をするから次のようなことが起こる。
西大寺町商店街を自転車で通っていると、後ろでまねをしたらだめよと子供にささやく母親の声が聞こえた。
アーケードのある商店街で自転車の通行が禁止されているのはシンフォニー・ホールから西大寺町の時計台までだ。西大寺町商店街(旧3丁目劇場の前を東西に伸びるところ)以南は自転車での通行は許可されている。
逆にアーケードがなくても自転車の通行が禁止されているところもある。奉還町商店街のアーケードを南北に抜けたところだ。多くの人の判断の基準は他の人がやっているかどうかのようだ。
自分で判断できないのは学校教育が倫理・道徳と法律を区別させる指導をしていないからであろう。


