昨日はこども園の修了式。
親は不参加、子供達と先生だけで行われる。
1人ずつ名前を呼ばれ、前に出て修了証書を受取る。ありがとうございます、と言う。
先生の話によると、名前が呼ばれるとちゃんと前に出て証書を受取れたそうだ。
もじもじしながら。
簡単に想像出来る。
首を片方に折り、片方の肩を上げ、上目遣いでもじもじしているそうちゃん。
ありがとうございますは言えなかったそうだ。
お得意の「あーとー!」は出せなかったのか。残念。
それでも凄い成長だ。
だって1年前は、呼ばれるお友達の名前すべてに「は〜!」と手を上げていたのだから!
自分の名前がしっかりわかるようになったのだ。
担任の先生は20代前半から後半の女の先生が3人だった。
大泣きして私にしがみつき離れようとしないそうちゃんを、毎朝剥がしとり「そうちゃんおはよう〜。お母さん、いってらっしゃい!」と輝く笑顔で送り出してくれた。
毎日お迎えの時には、その日1日のそうちゃんのことを楽しく教えてくれた。
たぶん本当にそうちゃんを可愛いと思ってくれていた。
療育園などの専門の先生ではないので、恐らく障害やてんかんの病気にはそれほど詳しくないと思う。
でも障害や病気のことより、そうちゃんを普通の1人の子供として、明るく楽しくみてくれる先生達の存在がとても支えになった。
一年間のそうちゃんの作品達。
びっくりする程じょうず!
恐らく先生の手が沢山加わっているのだろう。
これは作品展に貼り出されていた。
お友達の作品は全部ツノ、目、牙を理解して作っている感じがした。
そうちゃんはどうかな…?
作品を見ていると、そうちゃんが頑張っている姿が目に浮かぶ。
毎日大泣きで登園、お友達と遊ぶのが苦手で、周りに合わせることも得意ではないと思う。
そんなそうちゃんがみんなと同じように園で過ごすのは、もちろん先生達のおかげで楽しかったこともあっただろうけど、大変だっただろうな。
本当に一年間よく頑張ったね。
さぁ、次は年少だ。
周りの子達との差が大きく開いてくるかも知れない。
加配の先生も付かないと決まり、クラスの人数も増える。
新しい環境が苦手なそうちゃんは戸惑うかも知れない。
私は出来る限りサポートする。
春から通う週1の療育も意味のあるものにしたい。
よし、心の準備は出来ている。
そうちゃんと二人三脚で乗り越える!


