夜明けの星をめざして

夜明けの星をめざして

THE ALFEEのこと・音楽のこと・バンドのことほぼ専門ブログ。
熱のある限り、手間のある限り、飽きない限り(笑)書き殴るぞコノヤロー!

Amebaでブログを始めよう!

約2年半ぶりにTHE ALFEEのツアーに参加しました。

(ツアーに参加って書くと演者みたいじゃないかw)

 

初日の川口と2ヶ月後の国際フォーラムでしたが

新しいアルバムが主体になるので今回は特に初日と

それから十数か所回って熟成された中盤とで

どんな変化があるのかな?と興味津々でした。

 

たとえ経験豊富な先発ピッチャーでも立ち上がりは不安があると言いますが

大ベテランのミュージシャンでも初回はやや堅い感覚もあったでしょうね

先日のフォーラムでは、回数揉まれてさすがに堂々とさらに圧巻の演奏と歌唱でした。

 

********************************************

 

さて、ツイッターで「セトリを考えてみた」なんて内容を見つけたので

これはいいネタだ!わたしも自分なりのセトリ考を書いてみたいなと思い。

 

特にアルフィーのコピーバンドに関してのお話になります。

 

わたしは一番最初のコピバンライブだったのは高校の文化祭でした。

数曲30分程度のものであるし、バンド自体始めたばかりなので

そこまでこだわるなんてできるわけもなくて。

夢よ急げとか二人のSEASONとか、AFFECTIONとか、

あ、GATE OF HEAVENなんかもやったな(無謀)

 

あれから数十年、今でもまだやってますね、しつこく(笑)

ということでワンマンライブを想定して

現在はどうやってセトリを決めていくかを書いていきます。

 

そもそもALz-Hzでは基本的にわたしがセトリを作っています。

メンバーに「次なにやる?なにやりたい?」は訊きますが

いつの間にか「決まったら教えて~」みたいな感じになりつつ。

 

出来上がったものを見せると「おーっ!!」とか反応もすごい楽しい(笑)

(もちろん「えー、これやんの?」もありますw)

 

 

では…

 

ご存知のとおり、アルフィーのライブには「お決まりの流れ」がありますよね。

 

オープニングから数曲の【第1ブロック】

(短めに真ん中が客席を煽るのも必須)

 

長めのMCを挟んでお座りコーナーで静かめの曲

そこから徐々に立ち上がってあったまる【第2ブロック】

 

またMCを入れて終盤に向けての【第3ブロック】

そして目玉であることが多い本編ラスト【第4ブロック】

 

アンコール1が長めの【第5ブロック】

 

アンコール2はホントの大ラス【第6ブロック】

 

もうこれが起承転結と言っていいかもしれません。

ですので、ワンマンのセトリを組むときもだいたいこの流れを踏襲します。

オープニングは速い曲であること(ストレート)が多いですが

まれにしっとりと幕開けする(変化球)もあるのでまた選択肢が楽しめます。

 

そしてアルフィーの場合、ご存知のとおりボーカルが三名なので

できれば満遍なく担当があった方がいいでしょう。

 

というわけで、作るときはまず上記の流れに見合った曲を

ブロックごとに多めに書き出していきます。

その中で最終的に絞るのは以下を考慮して選別していきます。

 

◆ボーカル担当のバランスは取れているか

◆速い曲、ミッド曲、バラード、アコ曲などのバランスは取れているか

◆メジャー曲マイナー曲はほどよく混ざっているか

◆新旧のバランス、あまり登場しないような曲をしのばせるか

◆芯になる曲、目玉曲、テーマがあればなおよし

◆つなぎは盛り上がるか、上手くいくか(コードの統一感やカウントかぶせなど)

◆坂さんハンドマイク曲を入れるか

 

そして何より重要なのが

ウチのバンドで再現できるスキルがあるのか…

要するに

\ や れ ん の か !? /

これをパスしないことには始まりません(笑)

 

とまあ、こんなところが主体になります。

また、何かのきっかけで聴き直して「わ、これはカッコいいな!やりたい!」

なんてのがあれば次回のセトリにねじ込んでみたりしますし

たとえば敢えて「ハードたかみー曲連発」とか偏らせるのも面白いなとか。

 

あと、ブロックの中で「雨の曲」を続けるとか

「道シリーズ」「鐘シリーズ」とか、いろいろ試すのも面白い。

アンコールでアコやってからのバンドとかもいいね。

 

いろいろパターンはありますが、根底にあるのは「こんなライブが見たい」

というところが一番大きいのです。

どんなライブでも終演後に印象に残る曲ってありますよね。

そんな爪痕が残せたら最高だよなーなんて思いながら曲順表を眺めるのが楽しいのです。

 

 

というわけで、決定したセトリに従ってメンバー間で共有する音源をまず作ります。

アレンジなんかも参考になるし各楽器の解像度なんかも変わるので

原則ライブ音源を引っ張り出してきてつなぎ合わせるのですが

現在練習に入っているセトリがかなりヤバい!

歓声のつなぎなんかも相まって毎度鳥肌立ってます(笑)

 

実は組んだ段階で(この曲は演奏しててもあんまアガんないな)と想像していても

いざバンドでやってみるとめちゃくちゃ楽しかったりする曲も多いですし

何度も聴いてきた曲でもコピーして弾いたらこのフレーズめっちゃ気持ちいいな!とか

新しい発見があったりするのがまたオモシロいですね。

 

いつになるかまだわかりませんが、次のライブの中身も楽しみです。

まあそのためにはしっかり演奏できるよう練習しないとだけどね!

 

 

いつも、今が一番最高の状態であるTHE ALFEEに倣って

我々も自己新のセトリを叩き出し続けたいと思っています。

やあ、6年ぶり!

 

小学校入学した子が卒業するくらいの間、それが6年。

いや、わたしには子供いませんけどね

しかしヨソんちの子の成長って猛烈に早く感じない?

あれ?ついこないだ中学だって言ってたのにもう大学出て就職かよー、とか。

何べんお祝い包めばいいねん、みたいな。

そりゃ自分らも歳取るっちゅーの。だっちゅーの(昭和)

 

 

先日、20代前半頃にやっていたバンド「CONTRAST」のリーダー

しみちゃんから10年ぶりくらいに電話があって

元気か?たまには昔のメンツで集まって音出さないか?などと。

他のメンバーの現況を聞いてみたら

ドラムのアッキーは肝移植が必要なくらいの大病を経て

奇跡的に今は回復したらしいのだが

わたしと同い年のギターまこっちゃんは

奥さんが癌を患いこれから三度目の手術なんだとか。

 

しみちゃんが東京を離れることになった解散当時に産まれた

息子ヒロキがもう25歳で地元で働いてると知り

いやまあなんとも時間の流れを感じる次第でありました。

 

 

CONTRAST、元々同じ職場だったまこっちゃんと仲良くなり

実はギターやってんだ、バンドやってんだ、って知って

スタジオに遊びに行ったのがきっかけで加入することに。

西荻の、地下にあるおおよそぼっろいスタジオで

メンバーそれぞれが好きな曲を持ち寄ってコピーしてた。

Char、SRV、JohnnyWinter、他にもあったが忘れた(笑)

当時のわたしのパートは「なんでも屋」

ベース弾いたりアコギやエレキのサポしたりキーボード持ってったり。

 

そのうちわたしが曲を作れると知り、おまえ書いてこいよってことになり

後半はほぼオリジナルで対バンライブに出たりもしたなあ。

知ってか知らずか「おまえが作る曲ってなんかアルフィーっぽくない?」

とか言われたのは黒歴史だw

赤いフライングV持って行ったから余計にかな←

 

毎週水曜、夜の練習が終わるとしみちゃんのアパートで音源聴きながら飲み会。

最低限のつまみとやっすい酒買ってきて明け方まで飲んだ暮れてたのだが

(平日なのでもちろん翌日はみんな仕事)

しみちゃんとアッキーは年齢も近く、激アツの音楽論で盛り上がり

ロックとは何か、とかなんとかで時にはつかみ合いの大喧嘩したり…

今思うとなにこの青春。

青い。実に青臭い。

 

ライブ直前に原宿の古着屋で買ってきたシャツを魔改造して

わたしのアパートでまこっちゃんと衣裳やカンペ作ったりが懐かしす。

 

 

わたしはトラ(サポート)以外でしっかりバンドというのはあまり多くなくて

高校んときアルコピの「THE AGES」なんてのやってたのと

そっから上京組のM下くんとケースケを入れた打ち込み三人バンド「ALEX」

今一番長くやってる「ALz-Hz」、まあいずれにしてもアルフィーしかしてない。

なので、このCONTRASTで得たバンドノウハウや洋楽カバーとか

年代が全然違う人たちとのバンド、趣味趣向がバラバラな人たちとのバンド

いろんなことが超青春の1ページとして強烈に記憶に残ってる。


 

 

 あれから何年経ったのだろう

 街の景色もずいぶん変わったけれど

 それぞれの道に手を振り別れた

 時間は戻せなくても わかり合える歌がある

 

 遠く離れていても僕らはいつも同じ歌を

 口ずさんでいたんだ まるで今日の日のために

 

 at「とおくはなれても」

 

しみちゃんが結婚を機に田舎に帰るってんで最後のライブが決まったときに

わたしが書いた最後の曲でした。

 

 

25年会ってなくても、昨日のことのように会える自信がある。

きっとまた「とりあえず日本酒」といつも言うしみちゃんを

オヤジ丸出しじゃんか!と笑いながらビールを飲む未来を

ずっと描いていられる。今年なのか来年なのか、もしかしたら

10年先かもしんないけどね、まあそれまでみんな生きていたら、だ(笑)

 

当時と変わっていることといったら、無銘柄の冷酒じゃなくて

枡に入った大吟醸を頼めるようになったくらいだねきっと。

 

本番の一週間前に急遽ポチったブーツカットのレザーパンツが

表記サイズで楽勝と思っていたのだが

あまりのローライズさにまったく入る気配もなく

速攻返品したUbiですどうもこんにちは。

 

あれ??

もしかして自分が思ってるより太ってるのか?

まあ性よk…じゃない、食欲の秋だから仕方ないね!

 

さて、今年で4回目になるTHE ALFEEカバーバンドのみの祭典

A-motion Chapter,4 三銃士

9月11日に無事終了いたしました。

 

少しずつですが動員も微増してきましたし

SNSで目にされる方も増えて、年々盛り上がりを帯びてきた気がします。

 

第二回目の2014年には関西からROLL☆OVERさんの参戦もありましたが

Al-knightsさんとARCADIAさんは我々ALz-Hzと共に

Chapter,1からのいわば盟友で、今回もこの3バンドによっての開催でした。

 

今年、一番大きな変遷を遂げたARCADIAさんでしたが

個人的にはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか本当に楽しみでしたね。

なにせフロントが二人、コーラスはKBの香織ちゃんも参加という

大変則パターンのアルコピでしたからね、

そこに去年は急遽ドラムを頼まれたNoriちゃんが

本職であるアコギでセンターを務めるという異動っぷり!

そしてドラムには関東アルコピでその腕を鳴らすイッチーという。

これまでのフロントツーマンで工夫しながらやりくりしていた去年までの彼らも

それはそれで特徴だと捉えていましたが、正直な感想は

「やっぱり三人並んでこそのアルフィーだな」と。

 

バックを締めるイッチーも安定のパワー感で

まさに生まれ変わったバンド、ARCADIAを実感しました。

 

Al-knighsさんは本当に年々逞しいバンドになってきてるという印象。

エーモ以外でもコンテスト系のライブに出たりしてますし

ステージの数を踏んで行く分だけ着実に安定感が増していると感じました。

バンマスのROCKsさんは流麗なプレイと美しいサウンドメイクは毎度ながら

彼の作るバック物の打ち込みも迫力満点!

お客さんとの橋渡し役の徳さんは軽妙なトーク健在もちろん歌もしっかり

ベースのほっちゃんは寡黙に弾きながらも時折見せるひょうきんさがナイス。

新規の曲を増やすには打ち込みも大変だとは思いますが

あのスタイルで今度どんな進化を見せてくれるか楽しみではあります。

 

そして我々ALz-Hzですが…

さくぽんが今年休養のためにARCADIAの香織ちゃんを代打でお願いしてるのだけど

今年のエーモはアルカ分にアルズ分、さらにはセッションも、と

何十曲を練習してきたんだろう(汗)

それをさらりとこなせるのも彼女のストイックな練習の賜物でしょうね。

 

 

今回のセトリはおおよそ予想だにしないであろう

「Far Away」をオープニングに持ってきました。

そういえばこの曲、まださくぽんはおろかにいべすら入る前に

スタジオで練習していた曲でした。初めてライブでやったなあw

正直、1mmもテンション上がんないし

演奏しててつまんない曲だなーって思ってましたが(失礼)

何度か聴き込んで弾いて歌ってるうちにドンはまりしました(笑)

(高見沢さん天才だわ)

久しぶりにやった「Wake Up」もタテ感があってめっちゃ楽しいかった!

いつも1曲は入れる坂さんハンドマイク、今回は「AMERICAN DREAM」でした。

これ、進行はわりと平坦なんだけど演奏してるとハイになります。

そしてラストは…

諦めない夢は終わらない、まるでアルフィーの座右の銘かのような詞が印象的な

「風を追いかけて」

詞の意味を噛み締めながら歌いました。いやこれはいい歌だ。。

 

そして時は風を追いかけて
星は光り追いかける
夢は愛を追いかけて
人は明日を追いかける

 

ここの部分が秀逸すぎて…歌ってて涙目になりますねこれ。

というわけで、当日のセトリはこちら↓

 

1.Far Away

2.It's Alright

3.Wake Up~Goodbye 20th Century boy

4.NEVER FADE

 

5.Another Way

6.メリーアン

7.AMERICAN DREAM

 

8.風を追いかけて

 

 

 

 

 

 

さあ節目の5周年目の来年、どんな「何か」があるのでしょう(笑)

 

これからもどうか宜しくお願いします。

 

それではそのエーモの後に収録と言い張ってる(怪しい)

ALz-Hz情報局の最新号をご覧下さい。

12月のワンマンライブ告知もお見逃しなく!

 

 

当番組へのメールは随時受け付けております!

alzhz2005@gmail.com

まで!

オリンピック盛り上がってますねー!
あ、スーパーの方ではありませんよ。

地球の裏側なのでまるっきり時間が逆転。
なので中継を見ようとしたらほぼオールナイトになってしまうのかな。

でも不思議に思うんだけど、時差12hよね?
こっちで朝10時とか試合をライブ中継してるってことは
現地時間で深夜に向けてこれから試合やってるってこと??
まあたくさん競技があるからね、
あの日程で全部やるのは大変でしょう。


今から4年前ってみなさん何してました?
ついこないだみたいな感覚の方も多いでしょうが
ってことはあと4年すれば…
この祭典が東京で開催されるってことですよ。
きっとあっという間でしょうね。


時間ってホント速いねー
ついこないだ名古屋行って
そのあとすぐ夏イベがあって。

あ!
夏イベと言えば。
多くのお友だちと挨拶できましたし
たくさん写真も撮ったりしましたが
そうです、今回はタカミーコスで参加しました。

遠い過去に遡れば、1986年の東京ベイエリアに
着てったこともありましたが
(ちっちゃくビデオにも映ってた)
それからは一切やることもありませんでした。

次にやるとしたら高見沢さんに見られる確定のときに
と密かに思っていましたら…
来ました、このタイミングで
最前列!!!!

というわけで、タカミー愛を表現しようぞ!
と意気込んでコピバン仲間と並んで着たわけです。

いつ気付いてくれるかなーと思っていたら
1曲目、緞帳が落ちて10秒で
二度見したタカミーを見逃しませんでした(笑)

その後、袖花道の先端に来るたび
ニッコニコで拳をフリフリしてくれたり
ギターで煽ってくれたりと、まあ夢のような時間でした。

DVDに映ってるかな(笑)


さて(え、こっから本題??)
8月も折り返しになりました。

来月開催のA-motion
今年で4年目です。
ということは前のオリンピックの年に始まったのか…
(って、どこ五輪だったっけw)

3バンドでお送りするアルコピの祭典
A-motion(エーモーション)に是非遊びにいらしてください。
それぞれカラーの違うバンドなりに
アルフィー愛をたっぷり競演したいと思いますよ。

9月11日(日)
A-motion
Chapter,4 三銃士


新宿 HEAD POWER
東京都新宿大久保2-5-19シティプラザ大久保B1
OPEN 14:30
START 15:00

チケットは予約2,000円、当日2,500円
(共にドリンクチャージ500円別途)
予約お申し込みは
コチラ


[出演]
Al-knights / ARCADIA / ALz-Hz


それでは最後に恒例の情報局をどうぞ。

今回はゲストに仮免ドラマーの大達一真氏を迎えて
フリーテーマでお送りします。
途中にライブ動画もあり??


(前編より続く)

メイキングうび、完成!




16時の予定時刻を15分押して
いざ開演!

の前に楽屋でポーズ
えっと、僕の衣装のインナーがスパンコなので
妙にお腹がぽっこりに見えますが
決してそんなことはありませんので!(いや




開演前から「今お客さん〇人入ってます」
とは聞いていましたが
去年を上回る数だけにテンションも上がってきます。


香織ちゃん渾身のオープニングSEと共に
袖から出て行ってまずお決まりの3人立ち

もう、ホントこの瞬間がたまらなく嬉しいのです。

位置に付いて、カウントから一曲目のスタートです!



今回のことが決まったとき、
ドラムの一真氏にセトリ流したら
「意外やわー、もっとガンガン来るかと思ってた」
と言われました(笑)

確かに、プロドラマーに頼むのなら
もっとウルトラC級の曲を並べるのもありだったかもしれません。

でもいつも僕が描くセトリは
「こんなアルコンが見たい」という前提です。
アルフィーっぽい流れというのが一番大事で
その中にご本家が滅多にやらないような曲
意表を突く曲、隠れた名曲
そんなメニューを並べるのがやはり楽しいわけで。
イントロの瞬間に「わー」って言われると妙に嬉しくて。

とはいえあまり変化球すぎてもまとまりがないし…
定番の中にスパイス、というバランスが難しいのです。

それと!
一番肝心なこと。
我々が演奏できるのか、歌えるのかという(汗)
一真氏のレベルまで達していないフロントゆえ
これやりたい!と思っても出来ないことも多く
そういうことでもアルフィーの難しさを実感するわけです。

一真氏といつも話していますが
バンドマンである以上上手くなりたいという気持ちがあります。
コピーでも同じ。
スキルが上がれば表現の幅が広がる、まさにそこです。

いくら楽しければいい、リスペクトがあればいいと言っても
ヘタクソよりは上手な方が伝わるのも事実です。

そんな、やりたい曲や出来る曲の中から
試行錯誤して完成したのが今回のセトリでした。


初っ端、盛り上がっていくブロック
そしてお座りコーナー
徐々に温めていって
コアになる部分から本編のラストに向かう。

そしてアンコールの意味。

そんなことを意識したいわゆる仮免の作品なのです。


数ヶ月前から準備が始まり
香織ちゃんのヘルプで相澤真ちゃん
小柴のテックで徳さん
僕のテックでふーみん
がそれぞれスタッフさんとして決まってきた…

あれ?ベース&アコギ&エレキ揃ったじゃん!
というわけでスタッフバンドやっちゃう?
という話になり
ローディーたちが集まった
「仮免ローディーズ」の解散ライブコーナー(笑)



  


元々今回のライブはお祭り企画ですからね
なんでもアリです。

その間着替え終わって袖で見てましたが
盛り上がってたなー。
羨ましい(笑)




じゃあ、最後のMCでメンバー一人ずつマイク回しますね
という流れは決まっていました。
でも内容までは知らなかった。

まさか、一真氏があんなこと言うとは…
5~6年の付き合いになるし、飲んでいろんな話もしてきたけど
初めて聞いた、彼の過去。






**********************

初めてアルフィーのコンサートに行ったとき
ドラムに釘付けになり終始長谷川さんばかり見ていました。
同行した友人に「俺ドラムやるわ」「プロになるわ」と宣言し
数年後それを叶えたんですが、叶ったあとに目標を見失い
こんなはずじゃなかったと失意のどん底まで落ちました。
音楽をやる気力も聴く気もなれず、
大好きだったはずのアルフィーもCDすべて売り払ったんです。
ところがそれからしばらく経って
たまらなく聴きたくなったんです。
でも何もない。
あそうだ!と有線にリクエストしたんです。
そしたら30分くらいしてその曲が流れた―
もう、とめどなく涙が流れて、大泣きしてしまいました。
その曲が僕を救ってくれたんです。
そこからもう一度ちゃんと音楽をやろう
あの日あの曲で立ち上がったから今の僕がある…


***********************

はい反則ー!
あかんやろ!

そんな話は事前にしといてくれんと。
彼を見ながら僕も必死に涙をこらえていました。


セトリ完成間際、実は「その曲」は入っていませんでした。
そして多少曲が前後したりしていました。
あ、海の日だしね、これどう?って打診したら
即答で「やろうや」となったわけです。
「じゃあここで波のSEから入ろうか」などと話が進み
最終完成したわけです。
「その曲」とはTIME AND TIDEでした。

正直…今回のセトリはちょっと自信作でした。
いや、僕らの曲じゃないんだけど(笑)
だってこんなコンサート見たらたまらんもん!
そういう気持ちだけです。


途中、アルズでは過去にやったことのない
出し物も挟んでみました。
本家並みのコントまではできませんが
みなさんに笑って喜んでもらえたんじゃないかと思います。

星降る夜に、流れ星と流れ金鯱それに流れドアラまで
大変なことになりました(笑)

  



ちなみににいべとこしばには
本番まで何をやるか言ってもなかったし
あのボードも本番で初めて見せました(笑)
その方が反応がリアルだしね。



僕らを迎え入れて盛り上げてくださった
地元近辺の方々、
遠方から駆けつけてくださった方々
本当に本当にありがとうございました。

前日のリハーサルであれだけ手応えがあった演奏も
本番では見るも無惨にミスったりが多く
出来そのものは大反省という部分もあります。

でも
心から楽しいライブができました。
それはメンバー全員が口を揃えて言っていましたし
偽りのない気持ちだったと思います。


いつも言っていますが、伝わるのはホンモノの部分です。
アルフィーへの尊敬や愛
演奏の楽しさ、みなさんへの感謝
バンドが続けていける根底だと思います。

この仮免でもらった刺激はきっとそれぞれが
今後の自分の活動に還元されるでしょう。

僕はALz-Hzというバンドのメンバーです。
ここからまた戻ってライブを中心に活動できたら最高です。
仮免はあくまで仮の免バーだけど
いつかまた第二回目のお祭りができたらいいですね。



2016年7月18日(月)
海の日。
仮免ゴールデンズ
結成そして解散!


[SETLIST]

1. GET YOUR CHANCE
2. Juliet
3. シンデレラは眠れない
4. LOVE-0=
ショートMC
5. VICTORY
6. BLUE AGE REVOLUTION
7. LONG WAY TO FREEDOM
MC
8. 泣かないでMy Love(フロントのみ)
9. 星降る夜に…
10. 晴れ後時々流星
11. 真夜中を突っ走れ
12. 二人のSEASON
MC
13. EVERYBODY NEEDS LOVE GENERATION
14. 運命の轍 宿命の扉
15. LIBERTY BELL
16. 希望の鐘が鳴る朝に
MC
17. 確かにFor Your Love
18. 哀しみの泉

【ENCORE 1】
ドラムソロ~
19. Stand up,Baby~愛こそすべて
MC
20. 鋼鉄の巨人
21. 恋の炎
22. 星空のディスタンス

【ENCORE 2】
23. SWEAT&TEARS(仮免ローディーズ)
MC
24. 平和について
25. TIME AND TIDE
26. See You Again