令和2101日に国勢調査が実施されます。1920年(大正9年)より始まったこの調査は今回で100年をむかえます!!

国勢調査では、日本に住む人・世帯を対象に「性別、出生年月、就業地、通学地、住居の種類」などを調べます。これにより、世帯の実態を把握することができます。そして、調査の結果は行政上の施策や学術研究、地方交付税の算出など幅広い施策の基礎資料として利用されています。この調査は日本だけでなくアメリカ・中国・インドネシアなど世界各国でも実施されています。

 

はじまりは・・・

 第1回目の国勢調査は、計画から実施までに実に長い年月が費やされ、法律制定後からだけでも20年近くの年月を要しました。それだけに、統計関係者はもちろんのこと、国民も「文明国の仲間入り」を合言葉に大変な意気込みでこの調査に臨みました。名士による講演会、新聞の華々しい報道の他、旗行列、花電車などの広報活動を展開、当時としては珍しいポスターも各地に貼りだされました。調査の行われた101日午前零時の前後には、各地でサイレン、大砲が鳴り、お寺やお宮では鐘、太鼓を鳴らし、文字どおり鳴り物入りのお祭り騒ぎで国を挙げての一大行事となりました

 

 この度、総務省統計局HPでは「国勢調査100年のあゆみ」が公開されています。歴史から調査データまで沢山の情報が楽しく、分かりやすく公開されています。国勢調査のはじまりや現在などをクイズ形式で見ることもでき、調査そのものを身近に感じることができました照れ

 

前回、平成27年度調査よりインターネットによる回答方法が導入されています。今回はコロナウイルスの影響を踏まえ対面による書類の配布等が中止されます。調査書類の配布はインターホン越しで郵便受け・ドアポストへの投函にて行われ、回収訪問は行われません。インターネット回答、または郵送による回答となります。パソコン・タブレット・スマートフォンによるインターネット回答は24時間受付されることになっていますので便利ですね。