近年「健康経営」という言葉がよく聞かれますが、皆さんはご存じでしょうか?

 

 実は、当社も「やまぐち健康経営企業」として認定されています。企業の主体は「人」であり、労働生産性や業績の向上のためには、そこで働く「人」の健康がなにより大切です。

 「健康で元気に働ける職場」は、当たり前のようでなかなか実現するには難しいものです。

 例えば、当社では毎朝、全社員で体操したり、会議の場で、健康情報を共有したりして工夫しています。今はコロナウィルス対策でこまめに換気するなど、とても簡単なことですが皆で意識して取り組むようにしています。

 

 毎年6月には、全員が健康診断を受けます。

 

 年齢を重ねると体に異常がでてきてしまうもので、私が、ここ数年指摘されているのが、「脂質異常症」です。脂質は体になくてはならない重要な栄養素です。血液中に含まれる脂質を血中脂質といい、主なものはコレステロールと中性脂肪ですが、体の中で脂質がうまく処理されなくなったり、食事からとる脂質が多すぎたりして、血中脂質が基準値から外れる病気とされています。

 脂質異常症を放置すると、動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患のリスクを高めることになります。

 予防・改善には、食生活において中性脂肪やコレステロールを含む食品を減らし、脂質のとり方にも注意すること、また、運動することでとりすぎたエネルギーを消費するとともに、LDLコレステロールを減らしHDLコレステロールを増やすことが必要とのこと。

 今年は健診で指摘を受けないように、会社でも、私生活でも健康に気を付けて過ごしたいものです。