8月も残り1週間となりました。まだまだ暑さの厳しい時期が続きそうですね。

この度のブログは社会保険の定時決定についてです。
7月1日現在で使用している全被保険者の3か月間(4~6月)の報酬月額を
算定基礎届により届出し、この届出内容に基づき毎年1回、標準報酬月額を決定し直します。
これを定時決定といいます。
決定し直された標準報酬月額は、9月から翌年8月までの各月に適用されます。

例年、この定時決定と同時期に厚生年金の保険料率も変更されていましたが、今年は保険料率の変更はありません。

昨年までの14年間上がり続けた厚生年金の保険料率は平成16年10月の法改正の国民年金法等改正法によるものなのです。
平成16年10月から毎年0.354%ずつ引き上げ、平成29年以降18.30%と固定化するというものです。

新しい標準報酬月額は年金事務所から「標準報酬月額決定通知書」が送付されていると思いますので給与の処理をされる方は等級の確認にご注意をください。