みなさんこんにちは。
冬の寒さも本番といった頃合いでしょうか。
当社では年末調整の処理に取り掛かり始め、いよいよ年末の慌ただしさも実感していく毎日です。
企業にお勤めになられている方は、給与支払者である企業にマイナンバーの提供を済ませているころかと思います。
ところがあまりご存知になられる方は少ないようですが、
自分の土地建物などの不動産を企業に貸している場合、その借主である企業からマイナンバーの提供を依頼されることがあります。
というのが、
「不動産の使用料等」の支払調書というものがあり、借主がその調書の作成の際に家主(貸主)のマイナンバーを記載しなければならないからです。
企業相手に貸している場合、その企業が株式会社、有限会社などの法人、個人事業で不動産業を営んでいる会社であり、一年間あたりの家賃が15万円を超えているときは、その企業からマイナンバーの提供を求められます。
テレビや新聞などで、自分が勤めている会社に対してマイナンバーを提供しなければならない情報はよく目にされたと思いますが、
このような大家さん向けの告知等は殆どされていなかったように感じます。
大家さんは、借主からマイナンバーを聞かれる場面が出て来ると思いますので、その際にスムーズにマイナンバーの提供ができる準備をしておいた方がいいでしょう。