「Uber Eatsを本業にする」って、本気? 妻の私は正直、無理だと思っていました。
夫がUber Eatsの配達を始めたのは、今から約6年前。
「今日8,000円稼いだよ」
「今日は9,000円だった」
「今日は1万円いったよ」
そんな話を聞いても、私は正直、
「それ、本当に仕事として続けられるの?」
と思っていました。
そもそも私は、Uber Eatsの配達だけで
生活していけるなんて思っていませんでした。
毎日同じだけ稼げる保証もない。
注文が少ない日だってあるだろうし、
天気や時期によっても収入は変わる。
私にとっては、どこか「水商売」
のようなイメージがありました。
実は私自身、水商売の仕事をしていた経験があります。
だからこそ、毎日同じだけの売上を作ることや、
結果を出し続けることの大変さを知っていました。
一度稼げたからといって、
明日も同じように稼げるわけではない。
いい時もあれば、悪い時もある。
その中で結果を出し続けることが、
どれだけ大変なのか。
そして、結婚するまでの長い期間、
夫のことを近くで見てきた私は、
「この人に、それがずっとできるのかな……」
と正直思っていました。
だから、「Uber Eatsを本業にする」と言われても、
心から応援できたかと言われたら、できませんでした。
もちろん、本人が決めたことに対して
「やめなよ」と言うつもりもありませんでした。
私自身、自分で決めたことなら
好きにやればいいと思うタイプです。
だから言ったのは、
「まあ、好きにしたら」
という感じ。
背中を押したというより、
見守るしかなかった、という方が近かったと思います。
当時の夫は自転車で配達をしていました。
毎日のように何十kmも自転車を漕いで、
家に帰ってくる頃にはヘトヘト。
筋肉痛になって、そのまま寝ている姿を見ながら、
「これ、絶対いつか体を壊すでしょ」
と思っていました。
そして何より、
「こんなに毎日ヘトヘトになって、続くわけがない」
そう思っていました。
周りを見ても、Uber Eatsの配達員を
している知り合いなんて一人もいません。
私にも相談できる人はいない。
夫自身も、今のようにSNSやネットで簡単に
情報を集められるような環境ではありませんでした。
何が正解なのか。
本当に稼げるのか。
この先も仕事として成り立つのか。
何も分からない。
そんな状態で突然、
「これを仕事にする」
と言われたのです。
心の中では、
「いやいやいやいや……さすがにそれはないでしょ」
と思っていました。
それから夫は、配達を始めて間もなく
開業届を出しました。
「開業するわ」
そう言われた時も、
「え、本当に?」
という感じでした。
しかも、つけた屋号を聞いて、
「……本当にその名前にするの?」
と思ったのも覚えています。
自分の事業なんだから
もうちょっとちゃんと考えた名前にすればいいのに。
正直、誰かに言うのがちょっと恥ずかしいような名前だな……
なんて思っていました(笑)。
それでも、文句を言うことは簡単です。
「そんな仕事やめなよ」
「絶対続かないよ」
「ちゃんと就職した方がいいよ」
否定するだけなら、いくらでもできました。
でも当時はコロナ禍で、
仕事そのものが少ない時期でもありました。
だったら、とりあえずやってみればいい。
お金が入ってくるなら、やればいいじゃん。
私に言えたのは、そのくらいでした。
だから、最初から夫の夢を信じて
応援していた妻ではありません。
むしろ逆です。
応援する気持ちすら湧かないくらい、
Uber Eatsを仕事にするということが、私には未知の世界でした。
情報もない。
前例も知らない。
周りにやっている人もいない。
収入が安定する保証もない。
「こんな水商売みたいな働き方、絶対無理でしょ」
それが、当時の私の本音でした。
まさかその仕事を、6年も続けることになるなんて。
あの頃の私は、想像もしていませんでした。
70%offセールきてます








