ブログを休んでいた10年の間に更なる地獄に突き落とされました。

それをきっかけに40年前の光景が色鮮やかに現れるようになりました。
 

小学5年生の頃、当時50代の音楽の先生に

1年間に渡り、性的ないたずらをされました。

 

性というものがどういうものか分からないときの被害は
私の場合はなんでこんなことをするのかとしてくるのかの後に
ようやくただただ気持ち悪いという気持ちが湧いてきました。

初めてのことで訳が分からなく、抵抗するにも判断が鈍るのです。
先生という目上の人に怖くて逆らえなかったことも要因のひとつです。

 

 

大人になってあったDV同様、私が何故、親に言わなかったのか。

 

父が虚栄心の強い人であったこと、

母は私を女とみていたことが問題でした。

 

 

意味が分からないと思われても仕方がないのですが、

私の母は父が私を女として愛していると思っていました。

 

父がいないときには食事を与えてもらえないことが多々ありました。

父が私を可愛がると父の見ていないところでよく抓られました。

 

それでも私にとって母親でした。

先生に気持ち悪いことをされたと母に言った時の母の顔を憶えています。

ゴミをみるような目をして

「あんたに隙があるからそういうことをされるのよ。汚らしい。」

もう話しても意味がないということだけ理解しました。

 

父にも言いました。

父はその地域の〇〇ではトップの教育者として知られていました。

私が話したのち、父は一瞬首を捻り、

「私的なことで誰かの人生を変えたくない。」
と言っただけで何もしてくれませんでした。

 

…私は我慢するしかなかったのです。

 

 

例えが極端ですが、

会社の平社員がCEOの娘(未成年)に手を出すって考えられないですよね。

 

仕事を失う危険性を考えるとそういう性癖があったとしても

抑制するのが人間と思いますが、

性加害者はそういう常識から逸脱した思考回路を持っているのです。