「大丈夫ですか?」

私はあらゆる先生と呼ばれるお仕事をしている方を知っています。
大体は周囲がお辞儀をしている人々の顔も見ずスタスタと歩いて行く…。
椅子に腰かければ背もたれにもたげ、ふんぞり返って人の話を聞く。
ちょっと肩書、権力、財力を誇示し、ほくそ笑む。
こういう人ばかりではありませんが、
私は人として、そういう人が大嫌いでした。

解任した弁護士の言葉…
「ねぇ、もっと酷い写真ないの?もっと出しなさいよ!」
「嬰児でしょう!そんなの関係ないから!」
「あなた、お金取りなさいよ!お金!」
常に見下した態度、兄が電話したら…忘れられません。

長い間、ひとりの人間として生きることも死ぬことも許されず、
ずっと奴隷扱いされていました。
常に指揮命令下ということが身についていた為、
自分の意思を持つことが出来ず、殺がれ消えていきました。
関係各所へ行き、専門家と会い、その先生という方のいうなり、
誰かの指揮命令をその悪しき癖が中々消えることがなかったのです。

ただ無意識に持っていた意思は子供達の心を治す、守ることだけでした。

相手と離れ、少し少し私自身の意思を持っていい、
自由を感じてきているところで、
本来の自分の意思と意向がやっと今取戻しつつあるのです。

DV、虐待と言うなり、汚いものという目で見られ続けてきました。
若い女性の弁護士の先生からの言葉は、
紛れもなく私をただの一人の人間としてみて下さった一言でした。

「そんな言葉…言われたことがなかったです」

先生は当然、当たり前のことなのに?という感じでした。

その人として当たり前のことがこの20年もの間、許されることがなかったのです。

そしてエレベーターが閉まるまで、先生が私に対し、深々とお辞儀。

どうしてもっと早く、この弁護士の先生方に出会えていたら…。
「ネガティブに考えず」
…そうでした、先生。
と、思い返しながら、帰り時間が予定よりかなり押してしまったので、
「今日は大奮発!美味しいもの食べよう!」
子供達を誘ったものの、食べる子供達を見ているだけで、
幸せだと感じお腹がいっぱい。またあまり食べれませんでした(反省)

ちびっこは不安で眠れないので、いつもの様に添い寝をしながら、
明日やらないとならないことを整理していました。

もう夜中。御礼のメールをしなくちゃと思いつつ、明日の予定を書き出し、
明け方となり…。

翌日、用事を済ませようとちびっこを連れ、あちらこちらを廻り、
もう20年、感じたことがなかった睡魔が私を襲いました。
「眠い…」
と、声に出し、睡眠薬を飲んで爆睡してしまいました。

とは言えども、夜中目が覚め、メールを確認したところ、
先生からのメールを発見(気まずい…)
夜中に返信(とても失礼な奴)

いつも連絡、報告がない不安から私を解放して下さいました。

今日、相手の弁護士から直接記録郵便。
全然、怖くないです。
それも解任した弁護士の不手際の為。
今までの私だったら、震えていたかも知れませんけどね。

両先生方、何卒宜しくお願い致します。

しばらくブログをアップ、ペタが完全に出来なかったことで大変ご心配おかけいたしましたこと、
深くお詫び申し上げます。
長くなりましたが、ここまで読んで下さった皆様、本当に有難うございました。
ようやく私はこれからを歩んで行けます。