大人になっても微かに記憶が残っていればいい | 甘み まろ味 うま味の「基」 太田屋

甘み まろ味 うま味の「基」 太田屋

梅田敦史の日々の勉強の成果を中心に綴っていきます。





先日、福井市にある保育園さんにて

 

5歳児対象の食育の体験教室を行いました。

 

 

昨年も同様なことを行ったのですが今回は

「天ぷら&出汁体験教室」

 

昨年は、カツオ節や昆布による“出し”の講習会と

巻き寿司を自分で作って食べる体験教室を行ないました。

 

 

今回、

 

なぜ天ぷらなのか

 

と言うと

 

保育士さんの

「最近の子は揚げ物をあまり食べない」

という発言がキッカケでありました。

 

 

意外な発言だったので

なぜなのかと伺ってみたところ

 

「考えられるのは“自宅で揚げ物調理をあまりしなくなってきている”からだ」

 

というのです。

 

 

 

つまり夕食などで揚げ物が出てきても

それはほとんどの場合、

“購入したお惣菜である場合が多い”のではないかとのこと。

 

 

どうやら、

揚げたてのあの美味しさを知らない子が

増えてきているようなのです。

 

 

後から冷静に考えてみると分かるのですが、

揚げ物を自宅で調理するには

作る量の割には大変な手間がたしかにかかりますね。

 

 

最近の家族の構成人数とお惣菜の普及環境から考えても

それはたしかに自然な流れとも言えそうです。

僕だって自宅で揚げ物調理はしたくないかも・・・

 

 

しかし、

そのお話を最初に聞いた時は

正直意外でありました。

 

“子供は揚げ物が大好きな人種”

というのが僕が持っていたイメージだからです。

 

 

 

 

 

そこで、

 

そういうことなら美味しい揚げ物を食べる体験をしてもらおう

 

 

ということで

今回の体験教室が企画されました。

 

 

ただ食べるだけでは面白くないというか

きっと記憶にも定着しづらいかも。

 

その揚げ物を自分で作る体験もすることで

ある意味、

大人になってもその記憶が微かであっても残っているような

そんな体験教室にしよう

 

ということになりました。

 

 

 

そして2月5日 木曜日に開催されました。

 

メニューは

野菜たっぷりさつま揚げ、エビの天ぷら、鯛の天ぷら

野菜たっぷりお味噌汁、

そして白いご飯

 

これらの白ごはん以外を自分たちで作って

お昼の給食で食べるというものです。

 

板前さんが魚をサバく様子を間近で見学します。

 

 

 

次に、

にんじん、大根、などの野菜をカットする体験です。

こちらは板前さんが5名程の子供たちにつきっきりで

手取り足取りでの体験です。

 

 

 

そして、

大きなスリコギですり身を練ります。

中にはカットした野菜を入れていきます。

 

「美味しくな~れ、美味しくな~れ」と

掛け声が聞こえてきました

 

 

 

出来上がったものを油で揚げます。

 

揚げたてをその場で給食として頂きます。

 

 

 

 

ご想像のとおり、

みんな大喜び。

 

 

 

 

一緒に当日の給食を食べましたけど

 

僕自身

「揚げ物ってこんなに美味しかったんだ」

 

と改めて実感したのでした。