ひらり茶

先日宣言した「休む勇気」をもとうと、

出勤早々に、

「今日は病院に行きたいので午前までの勤務にしてください」と上司に伝えたら、

今日はお休みということでいいよ、と言ってくれた。

病院を理由にというのも、別に嘘ではなくて

数日前から、顔の右側に発疹やら、ものもらいが出来て、今朝、特にものもらいが酷くなり視界が悪かったから、ちょうどいい機会だと思ったのだ。

晴れて11連休になったのである。

はやく仕事が終わったので、チケットの時間を変更して帰省をした。

地元の眼科で診てもらい、目薬を処方してもらった。

帰省する道中、新幹線の中で、薄明光線というのを見た。

雲間から光が降っているような景色である。

なんとなく

百人一首の、

秋風に たなびく雲の絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ

を思い出した。

季節も時刻も違うけど、同じような神々しさと不思議さがあるなと思って、しばらくじっと見ていた。

夕食は、母と食べた。

最後にデザートで出てきた、ひらり茶と抹茶プリンが美味しかった。