うめちゃん雨安居中


インドで具合が悪い間は、最低限のことしか出来ませんでしたから、うろつく事もなく買い物するわけでもありませんでした。


しかし、やっとまともな体になった途端にボッタくりにあってしまったんですね。

最初はボッタくりにあったのが分かりませんでした。

物語の進行がドラマチックなのです。


メラメラ  メラメラ  メラメラ  メラメラ  メラメラ  メラメラ


私の泊まったホテルはガンジス河に面して建っています。敷地内の階段を下りるとすぐにガンジス河の河べりを散策出来る様になっています。

私は、インドに来て初めて平熱になり頭痛のとれた朝にこの階段から下を眺めました。するとホテルのスタッフの男性が、

「階段の下は、旅行者を狙った人たちがいっぱいいるから危ないですよ。

行くべきではないビックリマーク

と忠告してくれたのですが、そう言われると俄然行きたくなります。私は、

「でも行ってみるね」

と言うと、彼は、

「では気をつけて下さい、何時頃戻りますかはてなマーク

と言って心配しくれました。

このホテルのスタッフは、本当にいい人たちばかりでした。


そして、私は階段を下りました。


下りたらすぐに物乞いの子供達が寄ってきました。その後、大人の男の人が近づいてきて、舟に乗らないかと誘ってきました。


私は、まさか拉致されたりはしないだろうと思いすぐに料金の交渉をしました。



すると、年配のオジサンが小舟をよっこらよっこら漕いで来ました。

彼らは、商売の連携がすごいんです。

1人の商売人から次の商売人にリンクしてゆきます。

早速その小舟に乗り込み朝のガンジス河に出航(はてなマーク)しました。



うめちゃん雨安居中

↑こんな感じの舟です。こういう舟が河岸にいっぱい止めてあります。


河の中ほどまで来ると今度は、向こうから別の舟がやって来ました。その舟には親子連れが乗っていてお土産がいっぱい載せてありました。

私のような舟に乗っている旅行者に売って商売をしているようでした。

そして、舟と舟をくっつけて商品の売込みをしてきます。


出歩いていない私は金銭感覚がまったくありません。

面白さもあり、言われるままに5千円もの買い物をしました。


(これらのお土産物が、バラナシの街中のお土産屋さんで5分の1くらいの値段で売られているのは後で分かりましたガーン)


舟のお土産物屋さんが終わると今度は舟をまたどんどん移動させてくれます。

そして、そのうち岸辺で遺体を燃やしている場所まで来ます。

ここはマニカルニカー・ガートです。


うめちゃん雨安居中


そばまで舟を近づけてくれるので、遺体を燃やしている状態がよく分かります。

薪が炎で崩れると、中から真っ黒に焼けた体がむき出しになり、その体も崩れてゆきます。肉体の脆さや儚さを感じます。


そうこうしていると、河岸に止めている舟をピョンピョン渡って、近づいてくる男性がいました。彼は私の乗っている舟に飛び移り、今目の前の光景について長~く説明してくれます。

そして最後は、貧しい人たちへの喜捨をしませんかはてなマークという結論になりました。

もちろん断れば良いのです。


そして小一時間位して舟は私を乗せてくれた所まで戻ってくれました。


舟から降りると、またいろんな人が近寄ってきます。物乞いの人たちもそうですし、自称ガイドやら物売りやら、いろいろです。

そのうち、1人の男性と話しているうちに、私が舟で買ったお土産が高すぎたことが分かりショックを受けました。

しかし、まだ病み上がりでボーっとしていて、旅行の日程は半分過ぎてしまった、

こんな状態で、このバラナシに失望したら、私の旅行は何も分からないものになってしまう、と思いました。

そして、彼について行ってみようと思いました。


うめちゃん雨安居中

↑↓男性は地元の人の生活が分かる市場に連れて行ってくれました。

インド人の生の生活が見れたので、これはとても思い出深いシーンです。

しかし、写真をいっぱい取っている私を見て、売っているオバちゃんが、

「写真ばっか撮って、買わねェ~んかいはてなマーク

と言いました。

インド人って感情表現がストレートですニコニコ



うめちゃん雨安居中

うめちゃん雨安居中

↑この青いシャツのお兄さんは、

その男性から紹介された、リクシャーを生業にしている人です。

一日チャーター契約して、バラナシ周辺を周ってもらいました。



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↑ここはバラナシ・ヒンドゥー大学です。敷地は広大で学生寮やお寺もあります。

他にもいろいろ行ってくれて、一日で効率よくみて周ることが出来ました。



リクシャーのお兄さんは、本当にとってもいい人でした。

お別れの時に、契約の金額にプラスチップを上乗せしてお支払いしたのですが、彼の表情が少し不満そうでした。

しかしすぐに笑顔になりリクシャーで立ち去りました。

私はそのあと、また男性に会いましたからその時、相談しました。

「ねェ、チップの目安が分からないのはてなマーク

彼は金額は絶対言わす、

「気持ちの問題だよ」

と言いました。

すると、たまたまリクシャーのお兄さんが前方に見えました。

私は、すぐに駆け寄り、チップの追加だと言ってお金を渡しました。

お兄さんは、物凄く喜んでくれて、

「これで新しいシャツを買うよ」

と言って帰っていきました。



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↑バラナシで超有名なホテル(←もちろん安ホテル)のレストランです。ここで男性と最後の晩餐を楽しみました。夜のバラナシを楽しめたのも彼のおかげです。

ちなみにこのホテルのオーナーは変わり者ということでも有名だそうです。


例えばですかはてなマーク

さんざん自分は喋っておいて、私がその後ひとこと言おうとしたら、

「おっ、演奏が始まる音譜シ~っ」だって…ドクロ


オーナーオヤジは勝手な人でした。

でも悪い印象は無いんですよね。

とにかくインド人は千差万別、そして感情表現が分かりやすいんだと思います。


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日本人の女性であるが故に、多少カモられたとしても、私にとってそれはどうという事ではありません。

相手の一生懸命働いてくれる姿や、本心からの笑顔を見られて、嬉しく思います。



私を案内してくれた男性ですが、彼の立場で話せる範囲内で正直でした。

インド人が旅行者に対して、請求をどう考えているのか、

バラナシのどの小路が危ないかなど、いろいろ教えてくれました。

彼らのように旅行者を相手にする人はいっぱいいます。詐欺を目的に近づく人もいっぱいいます。

しかし、そういう人ばかりではありません。私たちは同じ人間同士です。こちらの壁や疑いのまなざしは、鋭く見抜かれます。特にインド人は相対的に鋭いですよ。



もちろん前述の彼も生活の為に、私に時間を費やしてくれたのですが、そういう事をあまり疑ってかかると冒険できなくなります。

ほどほど気を付けつつも、まあまあ信頼できそうな人がいたら、ある程度相談したり、任せてみるのもいいと思います。


そして、日本人の英語力ですが、私はあまり気にすることはないと思います。

日本人により書かれた記事でよく目にする、

「日本人の英語力に問題がある為…金銭のトラトラブルの原因の一つ…」

と言うものは、私は違うと思います。

最初に語学ではありません。

最初に必要なのは、コミュニケーション能力です。

私たちはほとんどが中学校まで出ているわけですから、文法はそれで十分です。

聞き取れなければ、何回も聞くのです。

分からなければ紙切れを出し書いてもらえば良いのです。

それでもダメなら4コマ漫画を描くのです。

そんな一生懸命の日本人から根こそぎむしり取ろうビックリマークなんてヒドイ人は滅多にいません。

外国で、コミュニケーションに問題を感じてしまう人は、まず日本に帰ってから、家族との会話を振り返ってみて下さい。学校の友達や会社の仲間との意思の疎通に不足がないか感じてみて下さい。

会話を繰り返すうちに、相手の立場に立って、モノが言えるようになります。そして、語彙が増えますし、言い回しのテクニックも上達します。

日本でのコミュニケーションの力は日本語で十分です。これが不足している人は、TOEICで高得点でも、外国人と会話を楽しむことは難しいでしょう。

私の超個人的見解ですが、まず、英会話学校に行く前に、家族や友達、恋人との会話で、心の表現力を学ぶべきだと思います。お金は必要ありません。


インド、またスリランカもそうでしたが、自国民と外国人では博物館などの施設で入場料金が異なります。

最初はあれっはてなマークと思いますが、なるほどあたりまえだと思いました。

例えば、動物園では、動物の餌をかなり輸入するでしょう。施設の補修にも、自国で産出出来るものだけでは賄えないでしょう。そういう輸入品に対し、世界経済の金額レベルで支払います。そういうことから考えると、払える人から少しでも多く徴収しないと維持費が間に合わないと思います。ですから入場料金を分けるシステムは妥当だと思います。実際、見るものの価値がとても高く金額的に私たちが十分払える金額です。


私たちはよく、インドでボッタくりにあった、と表現します。

しかし、インド人にしてみたら、

「だって、金額聞いて、日本で売っている金額と天秤に掛けたんでしょはてなマーク自分で判断して妥当だと思うから払ったんでしょはてなマーク僕達が買う時と同じ金額にしろと言うのはてなマーク

と言うかもしれません。


あまりあくどい騙しは良くありませんが、多少騙されてるのかどうかの駆け引きを楽しむのも旅を思い出深くする方法だと思います。文化、考え方、システム…何もかもが別世界なのです。


なんたってインドは神秘の国ですからね。




バラナシはまだつづく…まだ言いたいことがあるんだよ~