神戸のレトロビル | 神戸のさとやんのブログ

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音楽が好きでこれまでジャンルを問わず色々な音楽を聴いてきました

最近になってテレビやラジオにはあまり出ないけど

心を揺さぶられるインディーズの実力派アーティストがいる事を知りました

神戸には旧外国人居留地という地区があり、今もレトロなビルが数多く残っている。

私たちはその建築様式や建築美に魅了される。

神戸に生まれた私にとってわりと見慣れた光景で子供の頃はそんなに感じなかったが、今改めてそれらのビルをよく眺めると今のビルには無い豊かさや美しさが感じられる。

  
  
  
 
全体的な外観もさることながら、入口や窓の装飾等は合理的な現在人には無い余裕のようなものが感じられる。 
 


看板をよく見ると海岸ビルヂングと書かれてある。

これらのビル群は神戸のこの地区に観光に来た人がまず目につく建物である。





さて先日神戸でITフェスティバルという催しがあるというので神戸税関前の会場まで行くことになった。

神戸税関の建物もレトロなビルであるが現在は改装工事中であった。
 




ITフェスティバルの会場はその向かいのビルであった。
 
このビルもよく見るとレトロなビルである。


上部はこのような装飾になっていた
  
 
入口も今の建物とはちょっと違う
 
 
  この日はITフェスティバルがあるというのでここまで来たのだが、私はむしろこの建物に興味を覚えた。
旧居留地でも少しはずれにあるのであまり人が行かないエリアで、私も最初このビルがそんなに古いものとは気付かずにいた。
だがその入口を見て非常に興味がわいてきた。

しかもその内部まで見ることができた。
神戸に住んでいる人でもこのビルは知らない人が多いと思うし、このようなイベントが無いと内部にまで入る事はまずないであろう。

実はこのビルは旧神戸生糸検査所のビルであった。
 
 
入口を入ると広い廊下になっていた
 
 
その廊下の先でITフェスタをしていた。

ITフェスタについては急に行こうと思い立ったので充分に内容まで楽しむことはできなかったのだが、私にとってはむしろこのビルに入れた事の方が意義深かった。

エレベーターホールも時代を感じさせる
 
 
上部の表示もアナログだ
 
  
 今は使われていないボタンもあった
 
 
階段で2階にも上がってみた
 
  このビルは神戸市に関係のあるビルなので新しい手すりが設けてあったが、その時代の雰囲気は感じられた。

2階の1室を覗いてみると
 
 
何故か光が違う

私には現在の建物にはない光を感じた。
 


このビルの隣にもレトロなビルがあった。
 
 
 
神戸には時代を感じさせるこのような建物が多く残っているが、改めてじっくりと眺めるとその時代の人達の息吹を感じる事ができるような気がする。